私は、出張の際にはほぼ必ず キャリーバッグで出掛けます。 移動が楽、荷物も一まとめにできるため、出張には欠かせない私の相棒です (大・小の2台持っています)。

さて、2ヶ月くらい前のこと、利用頻度の高いキャリーバッグ(小)の伸縮ハンドルが壊れ、一番上まで伸びなくなってしまいました。 使えないこともないので ちょっと無理しながら使っていたのですが、先日 かがんでの移動で腰を痛めたこともあり、1年半振りに新調することにしました。

その辺りの経緯を 今日のテーマに絡めてお話ししたいと思います。 まずは予備知識として、「ブランド・ロイヤルティ」 について ご説明します。

【ブランド・ロイヤルティとは】  消費者が特定のブランドに対して感じる愛着心のこと。 ブランド・ロイヤルティの高い消費者は、他に選択肢があっても その特定のブランドを選択し、また、口コミなどで利用した商品・サービスの価値を広める可能性が高いため、顧客のブランド・ロイヤルティをいかに維持・向上するかが、経営にとって重要な要素となる。

 

5-6年前に初めてキャリーバッグを買おうと思ったときのことです。 どのようなものが良いか 探している中で気になっていたのが 「キャスターや伸縮ハンドルはすぐ壊れる」 という利用者の声。 あまり高いものは買いたくないし、かといって 安物買いの銭失いはイヤだし・・・と、悩んでいたときに閃いたのが某流通大手のPB商品でした。

アパレル関連の仕事をする中で、この企業の品質に関わる取引条件が厳しいことは承知しており、それは、この企業と取引しているというだけで品質の高さの証明になるというほど。 ここのPB商品にキャリーバッグがあれば・・・と思ってお店に行ったのがそもそもの出会いでした。

シンプルかつスタイリッシュな外観で、使い勝手も良さそう。 さらに、PB商品ということもあって他社の同様の商品より数千円も安い。 店員さんが丁寧に説明してくれたこともあって即購入! 実際に使っていると、「それどこで買ったの?」 とよく聞かれることとも相まって、私の愛着心は高まるばかり。 キャリーバッグについて聞かれれば、この商品の良さを余すところなく伝えるのでした。

そして、2年ほど使う内に、このキャリーバッグ(大)の持ち手が壊れたのですが(→私の使い方が悪かったため)、全く同じものを買いましたし、飛行機に持ちこめる小さなサイズを買い増しもしました。 私は 某社にとって、正にブランド・ロイヤルティの高い顧客でした。

当然、今回のキャリーバッグ(小)の買い換えについても、某社のPB商品を買うつもりでいましたが、、、悩んだ結果、他社ブランドの商品を買ったのでした。

・・・次回につづく。