(昨日からの続きです)

まず、翌日の会話について、言葉を選ぶこと。 【欠席メンバー】昨日は欠席して申し訳ありません ⇒ 【リーダー】○○さんが代わってくれたので大丈夫でしたよ ・・・というようなやり取りをしてしまうと、私はプロジェクトに必要ではないのかもしれないとの誤解を与える懸念があります。

次に、会議の内容について、決定事項だけでなく、決定するまでの経緯、他者の発言や私の助言なども含め、会議の状況が伝わるようフィードバックすること。 決定事項だけでは、会議の状況が掴めず 言われたことをするだけ・・・取り組み意欲が低下する、参加意義が見出せなくなる懸念があります。

最後に、次回の会議では期待していることを伝えること。 欠席したことへの申し訳なさから萎縮していたり、疎外感を感じている懸念があります。

なぜこんなにも配慮するのかというと、、、今回欠席したメンバーは、社内最年少の新入社員だからです。

派手さはないけれども、何事にも真面目にコツコツ取り組む姿勢を買われての大抜擢。 なぜ自分がという思いがありながらも、せっかくのチャンスだからと積極的に取り組んでいた中でのやむを得ない欠席。 中々欠席を言い出せなかった心情や人生経験の少なさを慮れば、きちんとケアしておかないと せっかくの有能な社員を潰してしまう(失ってしまう)ことにもなりかねません。

千尋の谷に落として這い上がってくるのを待つも良し、相手の心情に配慮しながら真っ直ぐ伸ばしてあげるも良し(・・・私は後者を選びましたが)。 何れにしても、社員を育てるという気持ちだけは常に忘れないでいただきたいですね。 結局のところ、有能な社員をどれだけ抱えているかが 会社の強さ と言っても過言ではないのですから。