正月三が日、皆さまはどのように過ごされましたか? 私は、年末年始の短い間でしたが、青森市の実家に帰省しました♪ (今は既に東京です)

青森市は、年末年始の暴風雪の折、一夜で・・・いえ、数時間で雪の町に変わりました。 1日数回の雪かきは中々の重労働でしたが、筋トレ代わりの良い運動でした(笑)

 

雪かきをしていて、また、雪の青森を歩いていて思うことがあります。

私が子供の頃 玄関先の雪かきをしているときに、両親から、敷地の内側だけでなく、敷地前の道路も人が歩けるように雪かきするよう 教わりました。

雪が多くなると、車道には除雪車が入りますが 歩道はそのまま・・・つまり、雪が積もりっぱなしになると歩けないのです。 それでも歩かなければならないのですが、、、そんな時は、危険を承知で車道を歩くか、大変な思いをしながら雪をかき分けて歩道を進むか・・・となります。

そこで、歩道に面した家の人が 歩道の雪かきをしてくれたなら、皆が安全に歩くことができます。 皆が応分の負担(家の前の歩道の雪かき) をすることで、雪国の生活が成り立つのです。

しかし、車しか使わないからとか 面倒とか、あるいは、高齢で雪かきができないということもあると思いますが、ある所までは道があるのに、その先は雪の山という未開通の歩道も少なくありません。 すると、結局は車道に出ることになり、歩く方も車を運転する方も ちょっと怖い思いをすることになります。。。

最近では、車道と同じく歩道の除雪も入るようになって 随分と歩きやすくなりましたが、それでも日々の歩道の確保は、近隣住民の善意で成り立っています。

行政がお金をかけて除雪するのも良いですが、助け合いの心で雪国の生活が成り立っているということは、次の代にも受け継いでいただきたいと願っています。