昨日のサッカー 日本対オマーン戦、関東地区の平均視聴率は30%とのこと・・・予選突破に向けて正念場ということもあって、多くの方が応援されていたようですね。

私は、普段Jリーグや海外リーグにはあまり興味はないのですが、解説者が松木さんということで、じゃあ見よう!と思ったのでした。

松木さんの解説の特徴は、サッカーに詳しくなくても試合を楽しめるというところでしょうか。 代表戦は、普段Jリーグを見ていない人や ある種レジャー感覚で応援するという人も多いですし、未だに 「名波はいないの?」 などと思ってしまう私のような者には打ってつけです(笑)

松木さんの解説からは、「ゲームを見たまま感覚的に捉え、ストレートに感情を込めて伝えている」 ということが感じ取れます。 見ている人は(私のような素人は)、「それをそのまま受け取ることで、自身の感情を動かす・・・つまり、ストレートに試合を楽しむ、盛り上がる」 ことがきでます。

このように、伝え手と受け手が上手くマッチしているということが、定評のある解説者という評価につながっているのだと思います。

 

ところで、皆さんは、①両手の指を互い違いに組んだ時に(・・・カトリックのお祈りのような感じ)、左右どちらの親指が上になるでしょうか? もう1つ、②腕組みをした時に、左右どちらの腕が上になるでしょうか?

これは、利き脳を調べる方法なのですが、左が上になる人は右脳(イメージ的、感覚的)が優位、右が上になる人は左脳(言語的、論理的)が優位と判断します。 そして、①指は情報のインプット(受け方)、②腕は情報のアウトプット(伝え方)を示しています。

(統計的なものなので、絶対こうだというわけではありません)

松木さんがどのような組み方なのかは分かりませんが、解説の仕方をみると、インプットもアウトプットも右脳を使うタイプですね。 ちなみに、私は、インプット右脳-アウトプット左脳・・・つまり、物事を感覚的に捉えて、論理的に伝える傾向があるようです。

まずはご自身がどのようなタイプなのか理解した上で、次のような場面をイメージしてみてください。

例えば、論理的に捉えるタイプの人に対して感覚的に伝えると 「何を言いたいのか分からない」 となりませんか? 逆に、感覚的に捉えるタイプの人に対して論理的に伝えると 「理屈っぽい、細かい」となりませんか?

例えば、社員総会で来期に向けて意欲高揚を図る場面で 感情を込めずに論理的に伝えた場合、社員の一体感は生まれますか? 逆に、OJTで作業方法を指導する場面で 思いつくまま感覚的に伝えた場合、指導を受けた社員は作業方法をマスターできますか?

相手の利き脳や場面を考えて、自身の利き脳そのままに伝えても良いのか、利き脳と反対の脳を意識しながら伝えた方が良いのか・・・こんなことを意識してコミュニケーションをとると、相手により効果的に伝わるかもしれませんね。