(つづき)

支援をしていると、絶対に守らないといけない当初の思いと真逆のことをしている事業者が、実は珍しくなかったりしますね。

例えば、「全て手作りで、安心安全なものを食べて欲しい」 「食が健康の源なので、自分が納得できるものを作り、お客様に健康になって欲しい」 ・・・そんな思いで始めたはずなのに、、、収益(品揃え) を増やしたいと考え、業務用の既成品や半製品を仕入れるようになったり、賞味期限が短いと言われたことを気にして、添加物を入れるようになったり・・・。

「看板に偽りあり」 の状態になって 3カ月ほど、当然の反応が出ました。

・・・それ以前の店主の姿勢に共感、良いと思って来ていた固定客が減っていき、来ても特定の商品しか買わなくなり、、、それでも一時期、新規客が増えたものの(→これで自分が正しかったとの思いに拍車が掛かることに)、既製品の味にしては値段が高すぎ(→手作りの価格) のため リピート客はほぼ増えず、、、

変な商売っ気を出し、一番大切なことをおざなりにしたことで、ドンドン瀬戸際に迫っている状況です。

経営理念通りの運営は理想論ではあるけれど、その中には、絶対に忘れてはならないものもあるはず、、、皆さまはいかがでしょうか?

(つづき)