支援機関では、「創業塾」 と銘打った創業予定者向けの研修を行っています。

「創業塾」 では、創業に必要なことを学んでもらうための数回のテーマ別セミナーと、創業計画書の作成支援、個別相談会・・・が基本セット。

創業や経営というものについてよく分かっていない方でも、週 1回の 1-2カ月程度で必要な知識が学べ、金融機関の融資申請にも必要な創業計画書が作成でき、一緒に受講した人たちと仲間意識も芽生える・・・というのが大きなメリットでしょうか。

でも、こうした 「創業塾」 に参加して起業した事業者から、1年くらいで行き詰ってしまい、何とかして欲しいという相談が舞い込むことがあります。

こうした相談の全てに共通するのが、あまりに甘すぎる創業計画・・・ということ。

計画を検討する際は専門家の支援を受けたはずなのに、よくこんな絵に描いた餅のような計画を作ったな というものもあれば、計画に基づいて融資まで受けているようなものもあり、、、最初にこうした依頼を受けた時は驚きを隠せませんでした。。。 (今では、またこのパターンかという感じですが^^;)

ただ、こうなるのには、実は理由があるのです・・・。

(つづく)