マイナスにマイナスを掛けるとプラスになる。 ・・・子供の頃そう習って以来 そういうものだと思ってきたけれど、、、もしも子供に 「なんで?」 と聞かれても 説明はできません^^;

さて、新型コロナで大混乱となっている教育現場。 こうした時だからこそ既成概念を変える好機・・・と、にわかに 「9月入学・新学期の導入」 が叫ばれ、政府も前向きに検討するとのことですが、、、

学校の問題だけでなく、社会全体の仕組みを変えなければならない一大プロジェクトを、この混乱して疲弊した最中、3カ月程度の短期間で決めて 実施までできるの? しかも、国民や事業者に対する支援もまともにできていない政府がリーダーシップをとって??

全国の知事もマスコミも 「9月入学・新学期」 に賛成多数のようですが、そんなにメリットばかり・国際化の中で急務なこと・・・なのであれば、混乱に乗じて拙速にやるのではなく、きちんと時間を掛けて国民全体で議論を重ねて、確実に成功するようにやれば良いのに、、、

マイナスにマイナスを掛けてプラスにするつもりが、マイナスにマイナスを足して大きなマイナス にならないよう祈るばかりです(笑)

ちなみに、事業展開に行き詰まっている会社を支援していると、突飛な打開策や一発逆転の発想 に、全員が妄信的に飛びつくという現象を見ることがあります。

これは、思考停止(フリーズ状態) に陥った人の典型例ともいえるもので、そうした状態の人たちは、、、突飛な打開策・一発逆転の発想 ほど魅力的に感じる、自分が発案者ではないため責任を感じない(=他人事のような感覚)、今のツライ状態(=打開策を考えなければならない状態)から逃れられる・・・などから、たとえ荒唐無稽なアイデアであっても こぞって飛びつくのだろうと感じています。

・・・フトそんな光景を思い出してしまいました^^;