昨日、都知事会見が行われ、本日 4/11より休業要請が開始されると正式に発表されました。 ※詳しくは都のホームページへ ⇒ 東京都における緊急事態措置等

当初、休業要請見込みだった 理美容業・ホームセンター・百貨店・居酒屋は休業要請の対象外。 また、居酒屋を含む飲食店・料理店・喫茶店は、営業時間 朝5時~夜8時(酒類の提供 夜7時まで)・宅配やテイクアウトは除く・・・との時短要請で決着となりました。

個人的には、もっと徹底的にやるのかと思ってやや不満は残るものの、天の声との戦いの結果と考えれば上出来なのだろうと概ね納得しています。

都知事会見でも、それ以前にも 危機管理の専門家が言われていましたが、、、危機管理は、「まずは徹底的に厳しくやって 状況を見ながら緩めていく」 のが基本中の基本。 一方で、政府が示した 「緩やかにやって 様子を見ながら厳しくする」 のは失敗する見本のようなものですね。

そもそもが 「危機管理」 ということを理解できているのかどうかで、そうした真逆の考え方になってしまうのですが、、、この数日の都と政府のやりとりは、その典型例ともいえるものだと感じています。

例えば、「このままでは倒産するかも?」 という状況では 危機管理の思考 が求められますが、、、支援をしていると、「できることからやっていく」 とか 「時間を掛けながら少しずつ」 という考え方の経営者が非常に多いのが実態だったりしますね。

今が危機的な状況 = 「一刻の猶予も許されないほど切羽詰まった状況」 と認識できるかが(そうした状況だと思いたくない気持ちを払拭できるかが)、事業継続できるかどうかの最初の分かれ道なのかなと思っています。