ライブハウスでクラスターが発生した頃か、密閉空間・密集場所・近距離会話・・・の交わった部分(環境) が危険との提言がありました。 その後、都知事が 3密と称して、密閉・密集・密接(=近距離会話) となりました。

ワイドショーやニュース番組では当初から、3つの密の交わった部分(環境) ばかりに目を向けることに納得いっていなかったのですが、ようやく同じ意見のコメンテーターが出てきました。

これまでも番組によっては 「2つ交わったところはどうなのか?」 → 「そこもリスクが高い」 程度の話はありましたが、、、私がずっと思っていたのが 「1つでもリスクあるよね?」 ということ。

誰が感染しているか分からないほど蔓延している、その要因の 1つは空気中に滞留する微細な飛沫(エアロゾル) ・・・との情報と合わせて考えれば、、、少人数の密閉空間でも、屋外の密集空間でも、屋外の少人数での近距離会話でも、感染リスクはあるよね? ということ。

言い換えれば、3つの要素の 1つでも感染リスクは相応にあり、2つでは感染リスクが高まり、3つでは感染リスクが飛躍的に高まる(感染は避けられない)・・・といった定義付けの方が正しい、、、だから、どのような環境下でも感染対策は必須 と思って行動していました。

分かりやすいキーワードや繰り返し使われる概念は、誤った固定観念につながる可能性もあるため、、、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、「それはどういうことなのか?」 と自身で掘り下げて考える必要があると思っています。