私が毎年楽しみに、心待ちにしている展示会の 1つ、リテールテックJAPAN。

この展示会は、流通小売業を中心に、POS、物流、モバイル販促、デジタルサイネージ、クラウド、AIなど、流通小売業のサプライチェーンとマーケティングを進化させる最新の IT機器やシステムを一堂に集めた国内最大級の展示会です。

この展示会で、LED、ICタグ、ドローン、顔認証、セルフレジ、無人店舗、AI考案の飲食メニュー、アバタ―による試着サービス、ロボットによる商品補充・・・等々、当時まだ実験段階の最新技術を目にし、その後 実用化されると、「セルフレジの店を見つけた!」 とか 「ICタグだと棚卸が一瞬で終わる!」 とか、実際に使った時の感動が何倍にもなるのがやみつきで、今年でもう 14年目の視察となります♪

今年面白いと思ったのが 「感情を分析するソフト」 ・・・従業員の感情やストレス度合がリアルタイムにモニタリングできるシステムが展示されていました。 以前、プロトタイプのものを何かで見たことがありましたが、もう実用段階にきているようです。

こうしたものを適切に活用できるようになると、ストレスが発生している従業員に小休憩を指示する等の対応をとることで、従業員の健康維持や離職防止、業務上のトラブル・事故防止につなげることができますね。

また、これまでハラスメントに関わる部分の監視・法適用が強化され、4月からは残業規制といった法律が施行され、「働き方改革」 がいよいよ本格的に押し進められますが、 就業環境がどれだけ整備されたかは、従業員が実際にどう感じながら働いているかによるわけで、、、

「働き方改革」 の評価として 従業員の感情やストレス度合をモニタリングし、ストレスの原因を探り、解決するための手立てを考え実践し、その結果ストレス度合が軽減される ・・・こうした良い循環を生み出すことにつなげることもできますね。

ただ、個人的な感想としては、このシステムを扱う人の人格にもよるのでしょうが、興味本位で自分の感情を覗かれたり、そこまで踏み込まれるのはちょっと嫌だなと思いますが(苦笑)、、、AIを活用すると、アニメで見たようなことが実現できてしまうことにビックリでした^^