よく行くスーパーとドラッグストアで割引クーポンをもらいました。 年に数回こうしたことをして集客を図っていますが、、、購買意欲を刺激しなければ集客・購入に結び付かない 厳しい経営環境にあることの裏返しかなと思っています。

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ただ、例えば、上段はスーパーのクーポンですが、月 2回の 5%OFFデーの他、毎週火曜の割引クーポンの配布、アプリ会員への不定期割引、近くの系列店では毎週土曜の午前中は 5%オフ、カード会員向けに 値引き券付き DM ・・・といった様々な割引サービスがあるため、、、私がこのクーポンを使うことはおそらくありません^^;

このように、割引サービスを乱発している状態では、同様のオフ率で更なる集客を図ろうとしても 購買意欲は刺激されない ・・・という典型例かなと感じます^^;;

下段はドラッグストアのクーポンですが、そうしたことに配慮したもの。

これまでも毎週水~日の毎日、期間中 1品 1回のみ 10%引きになるクーポンを枚数限定で店頭配布していますが、、、その反応が悪くなったことでの起爆剤の意味合いもあると思いますが、期間中 1品 1回のみ 15%引きになるクーポン(今月 4回使用可能) ・・・今までより大変お得なので、この土日は大変な賑わいでしたね^^

このように集客には大きな効果がありますが、問題もあります。

例えば、私は、まだ家にあるので今買う必要はないのですが、15%引きの機会にビタミン剤を購入しました ・・・これって割引して需要の先食いをしただけのことですね。 それでも ついで買いで客単価が増えれば良いのですが、、、私は今は買わずに、また来週 15%引きであれを買おう、次はこれを買おうと目星をつけて帰ってきました^^;

こうした購買行動をとる顧客が多いと、利益率は下がるし 先々の売上も下がるし、、、もしかすると、割引でしか買わない顧客を徒に増やしているだけかもしれません。

割引クーポンによる販促は、一時的な販促効果だけでなく、先々の購買状況がどのように変化するのかも考えた上で実施することが肝要ですね^^