AIの目覚ましい進歩によって 人の仕事がAIに奪われる ・・・なんて衝撃的な話題が出て久しいですが、、、AIの進歩という視点からだけでなく、人が行うことで生じる問題から AIに仕事を譲った方が良いよね ・・・なんてこともあるかなと思っています。

今日テレビを見ていて腑に落ちなかったのが、フィギュアスケート団体女子SPの採点。 こういった印象を抱くのは今に始まったことではありませんが、、、上位の著名選手には甘く、そこに迫るような選手には厳しい採点の印象。 やはり、人が採点するような競技では、今の演技だけでなく、これまでの競技実績から抱く印象や 国としての思惑なども影響するのだろうな・・・。

そうした不可解な採点を繰り返す競技は、いっそのこと AIが採点すれば良いのに ・・・なんて思ってしまいます^^;

先日見た 「ロボットとの協業」 を特集していた番組でも、こんな場面が流れました。 工場で、ラインに導入したロボットの管理者をしている社員に、ロボットと一緒に働くことについて尋ねると、、、「文句言わずに いつも一生懸命働いてくれるのが良いですよね」 と笑いながら話していました。

人手不足で、中小企業の採用に掛ける労力は大変な状態、、、それなのに、不平・不満、遅刻・欠勤、仕事は覚えない、何かあればパワハラと言って上司を脅す、条件が良い先を見つければ転職 ・・・そんな人を採用して育てていくことを考えれば、ロボットを導入した方が良いと考えるのは当然の流れでしょう。

以前は、付加価値の少ないライン仕事を自動化(ロボット化) しても、設備投資を回収できるだけの収益はあげられない、つまり、設備投資を考えるよりも人海戦術でこなす方が良いとの経営判断が一般的でしたが、、、人が採用できない、採用しても思うような働きをしてくれない、余計に苦労する ・・・となれば、人件費をロボット開発費に充てても 採算が合う時代になっているのかなと感じています。

社員 1人雇うのに年間 500万(採用費用・給与・賞与・福利厚生費・社会保険料など) 掛かるとしたら、4人で年間 2000万、それが 5年で 1億、、、人の代わりになるのであれば、そのお金でロボット開発というのも ありなのかも??

AIによって人の仕事が奪われるというよりも、、、働き手(労働者) に関する諸問題によって、そんな煩わしいことに労力を掛けるなら、ロボット社員に替えていこう・・・というのが、この先のトレンドになるかもしれません。