今日は、東京某所で開催されていた催事を視察してきました。 そこは、「ものづくり」 にこだわるアパレル・皮革製品・アクセサリー等の国内メーカーさんが、自社商品を販売しつつ PRしようという BtoC向けの催事でした。

「展示会に出る際は、必ず出展目的と数値目標を明確にしましょう!」 ・・・私が、展示会の出展支援やセミナー等でお伝えしていることですが、、、こうした販売を伴う BtoC向けの催事の場合、出店目的は ズバリ、「購入してもらうこと(=売上)」 です。

来場客は、商品を見たり 販売スタッフの説明を聞いたりしながら、その価値に共感した証として商品を購入します。 そして、実際に使ってみることでその価値を体感し、本当の価値を理解し、次の購入や口コミにつながっていきます。

その一方で、どれだけ見てもらっても 説明を聞いてもらっても、購入に結びつかなければそれまでです。 その商品の本当の価値を知ることはなく、常設の店舗ではないので また会う機会が巡ってくることはまずありません。 つまり、ブランドや商品を知ってもらう、見てもらうといった目的を掲げても、実質的にその先につながることはないのです。

接客やPOP、陳列等を通じて商品の価値(良さ) を伝え、購入に結び付ける、、、このような催事においては、「購入してもらうこと(=売上)」 が 今後につなげていくために必要な 唯一の目的といえます。

さて、出店されたメーカーさんは、目的意識を持って催事に臨まれたでしょうか^^?