よく行くスーパーで 「割引クーポン」 をもらいまいした。 いつもは 100円・200円引きなので、300円引きというのは中々の高額設定♪ ・・・ということは、何か条件があるのだろうと思って下の方に目をやると、、、ほぼ全商品対象で、支払 301円以上から利用可能とのこと!?

クーポン券2017

いつもは、支払 2000円以上で設定されることが多いので何度も見直しましたが、なんて太っ腹♪ ・・・いつも買っているフルグラ 645円を概ね半額でゲット、、、本当にいいの? と多少戸惑いつつ店を後にしました^^;

・・・と同時に思ったのが、8月は半期(第2四半期) 決算か、、、大手といえども、少しでも業績を良くするために必死なのですよね。 よく、「大手は良いよね」 などど批判される方もいますが、、、大手は大手であの巨体を維持しなくてはならないので(というか、更なる巨大化を求められるので)、実情としては中々大変なのですよね。

・・・それを踏まえた上でも、、、(イオンの話ではありませんが) 厳しい納品単価を更に厳しくされ、そうした原資で大々的な太っ腹な販促をかけているのかと思うと、中小納入業者の立場では、それはそれで釈然としない気持ちも(強く)あります。 (・・・どちらの立場も経験しているもので^^;;)

さて、小規模な小売事業者でも 「割引クーポン」 を発行される方がいますが、「○円以上から利用可能」 などの設定をされないケースを見かけます。

・・・こうした時、新規客が利用すると、新規客獲得と売上向上に効果がありますが、、、既存客が利用すると、いつもの買い物を単に割引しただけとなってしまう懸念もあり、馴染みのお客様がほとんどの小売店では 販促効果があまり見込めなかったりします。

それに対して、例えば、平均客単価が 800円だとして、「1000円以上から利用可能」 と設定すると、既存客が利用しても客単価を 200円上げることにつながるため、どちらが利用しても相応の販促効果が期待できるようになります。 また、利用できる商品を 「訴求したい商品」 に設定する、利用できる日を 「客数の少ない曜日」 に限定するなど、少し工夫するだけで更なる販促効果も期待できるようになりますね。

割引クーポンで販売促進しようと思った際は、単なる割引ではなく、ご自身のお店に合った工夫を加えてみてくださいネ^^