2022年8月の記事



問題解決ごっご・・・になっていませんか?

2022年8月31日 水曜日

問題が発生した時は、まずは対処。 その後すぐに、原因を特定し、再発防止策を検討し、決定する、、、これが、問題解決の一般的なプロセスですね。 ・・・でも、「時間がない!」 「忙しい!」 という大義名分の下、こうしたことを行う事業者・会社は少ないのが実際のところでしょう。

さらに、「やってます!」 という会社でも、原因特定が間違っている、その再発防止策では再発を防げない・・・というケースが多かったり、、、なので、きちんと行えている事業者・会社は一体どれくらいあるのだろう、というのが正直な感想です。

割と多いのが、原因の深掘りをしていないケース。 例えば、原因は 「担当者の操作ミス」、再発防止策は 「ミスしないよう再確認する」 ・・・はっきりいえば 「問題解決ごっご」 のレベルですが、結構見ますね(笑)

本来は、なぜ操作ミスしたのかを、もっと掘り下げて特定していかなくてはなりません。 ・・・操作方法を知らなかった、習熟度が低かった、体調不良で操作ミスした、操作が複雑でミスを生じやすいものであった、作業指示が間違っていた(間違った指示に従って操作していた)、正しく操作したが機械が反応しなかった(設備の問題)・・・等々、ちょっと考えただけでも様々な原因が考えられます。

そして、例えば、習熟度が低かったことが原因であれば、正しい操作方法を教える、習熟度をテストする、一定の習熟度の者にしかその操作はさせない、操作時に確認者を付ける、習熟度が低い者でも操作できる高性能の機械を導入する・・・等々、様々な再発防止策が考えられます。

・・・こうした流れから言えることは、「再発防止の行動につながらない原因は、原因とは言わない」 ということですね。

くれぐれも 「ごっこ」 にならないように、まずは適切な原因特定を行っていただければと思います。


ツケはいつか必ず・・・

2022年8月21日 日曜日

本来やっておかなければならないことなのに、法的にも問題が出てくる可能性もあったのに数年放置。 ・・・これまでも、何度となく指摘していたのだけれど、その度に、返事だけは立派なもので。。。

でも、そうも言っていられない状況になることが見えてきたため、いよいよ強い口調で促すと、、、社長よりもご子息が反応・・・現在、前向きに取り組まれています。

でも、その時、その時にやっていれば、ここまで大変なことにならなかったものを・・・というくらい苦労されていますね、、、ご子息の踏ん張りに期待。

何ごとも、その時は大変かもしれないけれど、後になってしまうと、雪だるま式にというか複利の形で大変さがレベルアップしていくものですので、、、どうせツケを払うことになるのなら、先延ばしせずに早めに対処しましょうね。

・・・私も気を付けようと改めて気を引き締めるのでした。


青森県豪雨災害 2022.8.12 (弘前市/西目屋村)

2022年8月15日 月曜日

豪雨のピークから 2日ほど経って、雨も上がり、広域の避難指示も解除されたため、弘前市と西目屋村に行ってきました。

20220812岩木川1 20220812岩木川2

青森県の西部を広域に流れる 1級河川の岩木川は、ピークは過ぎたといっても、これまで見たことがないくらい泥水の激流、、、緩衝地帯も全部水に浸かっていて、大河となっていました(→右の写真は緩衝地帯ですが、川と化しています)。

豪雨のピーク時には氾濫危険水位を超え、岩木川沿い 9地区の 約2万4千世帯(約5万2千人)に避難情報最高の警戒レベル5 「緊急安全確保」 が発令されたくらい危機的な状況でしたが、、、被害は出たものの、最悪の事態にはならずに済んだという状況でした。

豪雨がなければ、鰺ヶ沢や深浦まで行く予定でしたが、雨が上がったといってもさすがに無理、、、こちらは甚大な被害が出てしまった地域ですので、国や県の支援の下、早期の復旧・復興を願っております。


事業継続力強化計画・・・

2022年8月14日 日曜日

【事業継続力強化計画認定制度】
  中小企業が策定した防災・減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が「事業継続力強化計画」として認定する制度。 認定を受けた中小企業は、税制措置や金融支援、補助金の加点などの支援策が受けられる。 (中小企業庁HPより)

計画策定すべきか? と問うと、ほとんどの経営者は Yesと答えることでしょう。

では、実際に策定するか? と問うと、業務的にも精神的にも余力があるわけではないため、中々着手するのは難しいというのが実際のところでしょう。

では、策定した経営者に対して、災害発生時に計画が役立ったか? 計画策定していて良かったか? と問うと、何と回答するのか気になるところです。

事業継続力強化計画について、個人的に感じているのは、現状、認定制度で受けられる補助金の加点等が目的となっており、災害発生時に役立つかは別の話となってしまっているのではないでしょうか。。。

全国各地で水害が多発した 8月前半、、、そろそろ、災害発生時に役立つ計画を策定する必要があるのでは? と感じる今日この頃です。


私たちはここまで・・・

2022年8月12日 金曜日

某コンサル会社の社員さんと、コンサルタントの関わり方について意見交換。

共通の悩みどころは、、、それでは上手くいかないというのにそのやり方に固執する、あるいは、こうやれば上手くいくということが分かっているのにそれを拒否する・・・というような経営者を前にしたとき。

共通の見解は、結局のところ私の会社ではないし、リスクを背負っているのは経営者だし、、、強制することはできないし決定権もないしで、最終的には、経営者の思う通りにするのがよろしかろう。

私たちにできるのは、いくつか方法を示し、メリットとデメリットを提示し、お勧めを提示する、、、あるいは、事業者がやろうとしていることを評価し、その後に起きるであろう災厄や、そうならないための改善策を示す・・・私たちができるのはここまで。

彼も私も、まず失敗すると分かっているのに止めることができず、何度悔しい思いをしたことか。 ・・・聞く耳があればいくらでもお伝えすることはできますが、そうでないならば、私たちはここまで、、、その先は、ご自身で道を切り開いていかれることをお祈りするしかありません。

・・・おそらく、これからもそうした思いを重ねていくのでしょう。。。


教えてもらわないと分からない・・・ちょっとしたコツ。

2022年8月04日 木曜日

この 1-2年、腰を痛めて度々通院。 基本的には、痛いとき、また、だんだん痛くなってきたタイミングでブロック注射・・・つまり対処療法なので、根本的に良くなるというものではなく、そのうちにリハビリを勧められました。

個人的には、リハビリに良い印象は持っておらず、、、ほとんど意味がない動作療法しかやらず、じいちゃんばあちゃんが誰かと喋りたくて行くもの、、、まあ効果のある場合もあるだろうけれど、そんなのテレビの健康番組でも、ネットや本にでも出てるでしょ? わざわざお金を払い、時間を費やして行く価値はない、全くない! と完全否定していたのでした。

しかし、注射を多用したことで保険点数の問題が出てきてしまい、、、リハビリも併用して治療に取り組んでいる!ということを示さなければ 自費になってしまう懸念が出てきたため、渋々ながらリハビリを受けることになったのでした。。。

さて、受けてみると、、、完全に前言撤回の平謝り状態・・・何でもっと早くリハビリに行かなかったのか!と後悔するくらいでした^^;

数回通う中で、当初はマッサージ中心だったのが、ストレッチ、筋トレを織り交ぜて、段々筋トレの割合が多くなっていきます。 ・・・ただ、登り調子に良くなるわけでもないため、その日の状態に応じて配分を変えながら施術してくれます。

最初は、簡単な施術なので、テレビで見たこともあるし、家でセルフでもやったことがあるものばかり、、、でも、それぞれにちょっとしたポイントがあって、足の位置、力の入れ方、力の加減、関節や筋肉の動かし方等々・・・細かな微妙な違いで 効き目が全く違うのです!

そして毎回、帰宅してネットで検索するのですが、教わった細かな微妙なノウハウは、ほとんど出てこないのです。

私の支援を振り返っても、文字にすれば簡単なことなのだけれど、実際にやろうとすると、細かな微妙なノウハウを知らないと上手くいかないものばかりで、、、そうしたノウハウは、確かにネットで検索しても出てこないですよね。 ・・・だからリアルで支援をする価値がある、、、ああ、同じだと感じ入るのでした。

ご自身でやって、十分な成果が出ているのであればそのままご自身で、、、でも、中々成果につながらない、早く確実に成果につなげたいと思えば、専門家に頼むのが良いのだろう・・・リハビリの実体験から実感するのでした。


最低賃金引き上げ着々と・・・

2022年8月02日 火曜日

昨夜のニュース速報。 ・・・難航していた 2022年度の最低賃金は、全国加重平均を過去最大 31円(3.3%)引き上げ、961円にするとのこと。

速報が出るくらいなので まあまあ衝撃的ではあるのですが、最賃アップは 2-3年前からの既定路線ですので、まだまだ上がるよねくらいにしか感じず、、、このニュースで驚いたりため息をついたりしている方は、国よりも先に先に動くよう、一段の頑張りをしていただきたいと思っています。

最賃アップの影響を考えてみると、、、経営者にとっては、人件費負担が大きくなるためマイナスにしかなりません。

それでは、労働者にとっては、、、最賃以上をもらう人にはあまり関係がなく、でも、最賃近くの人にとってはプラス!・・・かと思いきや、扶養控除の関係で、勤務時間を減らして年収が変わらないようにする人も多かったり、、、働き手の確保が難しい昨今、労働時間減少=事業縮小で対応せざるを得ないことも懸念されます。

そして、経営者としては、最賃が上がったからといって売上・収益が上がるわけではないので、、、人件費負担が増せば、正社員の定昇をしなかったり賞与を削ったりといった対応をとることでしょう。 ・・・原材料、仕入、運送費、光熱費等々、経営に関わる経費のほとんどが上昇する厳しい時代ですしね。。。

また、機械化・IT化は補助金が使えることが多いため、人件費負担が大きいと思えば、機械化・IT化を進めて人を減らそうと考える経営者も多く(→大手などは既に進んでいますね)、、、最賃アップが、導入を見送っていた中小経営者の背中を押してしまうきっかけになることも懸念されます。

・・・と、細かく見ていくと、不景気真っ只中の最賃アップが、労働者にとって本当に良い施策なのかは 微妙なところがあると思っています。