20-その他 理論・ノウハウ記事一覧



誰かにとってのムダは、誰かにとっての大切な仕事・・・

2021年7月18日 日曜日

ムダをなくす、特に、作ったけど廃棄するなんてムダは絶対になくすべき! ・・・そう言われると、私も含めて、ほとんどの人が賛同すると思います。

でも、ちょっと冷静に考えると、大量生産するから、安く作れるし安く売れる。 廃棄しないを前提に、確実に売れる分を発注しようという流れになったら、生産量は激減。 当然ロットが少ないため仕入コストは上がり、売値も高くすることに。

・・・それでも皆さんは買いますか? 売値が 1.5~2倍になるけれど、買いますか?

そう言われると、私も含めて、多くの人は口数が少なくなると思います。

例えば、生産量が激減となれば、製造ラインもそれほど必要なくなります。 そこで働く人も、設備も、メンテナンスも何分の一かで十分、、、そうしたことを仕事にしている人は、連鎖的に職を失うことになりますね。 ・・・おおよそ、誰かにとってのムダは、誰かにとっての生きる糧だったりします。

総論は大賛成、でも、それが各論になると、巡り巡って大きな影響として跳ね返ってくるため、賛成ともいえない状況が出てきてしまいます。 ・・・SDGsが難しいのは、こういう所にもあるのだろうと感じています。


経験に基づくカンの是非・・・

2021年6月27日 日曜日

天気予報のサイトは年々進化し、「あと 30分後に雨が降り出します」 といった案内も出るようになりました。 半信半疑で使ってはいますが、それでも結構当たっているので、最近は割と気にしながら、自分の行動に取り入れています。

・・・ただ、「結構当たっている」 ということは、外れていることも多いわけで、、、全てこうしたものに依存するのはキケンですね。

「雨が降る」 と言われて外れた場合はまあ良いとして、先程は 「この地域で しばらく雨は降りません」 という案内。 たしかにレーダーでは全く雨雲はないし、くもりがちだけれど空は明るい、、、でも、この空気感は降ると思うんだけどな・・・と、ウォーキング 60分の予定を 10分で切り上げて帰宅。

帰宅後 10分ほど経っても空は明るいままなので、「私が外れか!」 と思いきや、徐々に暗くなって 5分後にはザーっと音がするくらいの雨が降りました、、、そのサイトの気象予報士や AIに勝ちました♪

事業者支援でも、私は割と 「事業者の経験に基づくカン」 を尊重する方で、何でもデータに置き換えることには反対だったりしています。 ・・・但し、その経験が、今、通用するのかどうかについては、厳しめに判断させていただいています。

今でも経験が通用すると思える内容には、ぜひ 「経験に基づくカン」 を取り入れた経営を、、、ちょっと時代に合わなくなっていると思えば、データや仕組み、合議による経営をご検討いただければと思っています。


言語化能力の高い人・・・

2021年6月18日 金曜日

最近、初めてお会いする方へのヒアリングが続きました。 ヒアリングでは、具体的に掘り下げられた回答を聞き出すため、ご対応された方はさぞかし脳に汗をかいたことでしょう、、、ありがとうございましたm(_ _)m

例えば、数値について聞かれたとき、これは 分かっているかどうかだけの問題のため、分かってさえいれば、誰もが正しく言葉にして伝えられます。

では、方針を聞かれたときはどうでしょうか?・・・店づくりの方針、品揃えの方針、採用の方針、育成の方針、投資の方針…等々。 普段から考えていないと答えられないし、漠然としたものはあっても明確に意識されたものがないと、中々言葉にして伝えるのは難しかったりします。

では、デザインの良さや なぜその商品を選んだかなど、感性にかかわる部分を聞かれたときはどうでしょうか? ・・・これこそ、感覚的なものを言葉にするのですから、普段から考えているだけでなく、相応の言語化能力を持ち合わせていないと、上手く伝わるようには話せないものです。

・・・この辺り、結構掘り下げてヒアリングしたのですが、、、中々優秀な社員さんが複数いて、私としても とても勉強になりました。 上手く表現できないときに、「こういうことですかね?」 と意図を汲んで伝えると、「そうです!そうです!」 と喜ばれたり、、、結構楽しくヒアリングをさせていただきました♪

その中でも、言語化能力が特に高い方に、そうした能力の高さの背景にある部分を聞いてみたところ、、、普段から理由を考えて行動しているとのこと。

例えば、バイイングの際、感性だけで選ぶのではなく、「〇〇だから良い」 と明確に理由付けしたり、全体像を明確にして それに合致しているものから選んだり、、、感性が必要な仕事の中でも、常に論理的に考えるよう意識しているそうです。

話していて感じたのは、こうした言語化能力の高い人が上司だと、とても仕事がやりやすいし、自身の成長も早いだろうな・・・と、うらやましく思うのでした♪


どんなに良い提案でも、実行には移されないもの・・・

2021年6月07日 月曜日

コロナ禍、長年使っていた冷蔵庫を買い替え、容量がこれまでの 2倍近くに増量されたことで、自炊に弾みがついています♪

今ではとても使い勝手良く 普通に使えているのですが、、、以前の冷蔵庫が、冷蔵室は下・冷凍室は上の配置に対し、今の冷蔵庫は逆。 ・・・ということで、最初の 2-3カ月は、ほぼ毎回、冷蔵庫から取ろうとする度にしゃがみ込み、「あ、違った!」 と立ち上がる 不毛な動作をしていたのでした^^;

以前の冷蔵庫は、17-18年は使っていたでしょうか、ということは、3-4万回そうした動作をしていたことでしょう、これだけ繰り返して身に付いたクセはそう簡単には直らず、、、容量は格段に増え、冷えも良くなり、電気代も安い、でも、何て使い難い! ・・・どれだけ良いものかは理解していても、どうしても好きになれない、、、ようやく慣れて、使いこなすようになって、今ではとても気に入っていますが、そう思えるまでは結構な時間が掛かりました。。。

会社の改善(カイゼン) も同様に、どんなに良いと思って提案しても、十中八九こうした抵抗にあいますね^^; ・・・なので、どんなに良い提案をしても 実行には移されない、実行しても一過性のもので終わると認識し、そこからどうやって改善を進めていくかを考えるのが ある意味スタートなのかな・・・と感じています。


日の目を見ない資料、、、いつかのための準備・・・

2021年5月12日 水曜日

私は、「経営計画書の作り方」 を教えるセミナーや研修では、どのようなことを書けばよいかを理解していただくために、具体的な事例を提示しています。

この事例、いつも苦労するのが外部環境の情報。 特に、コロナが流行してからは、業界動向も顧客ニーズもどんどん変わっていくし、国や自治体の感染防止対策も更新されていくため、それに合わせて最新の改訂版を作ることに、、、例えば、3回目の緊急事態宣言が出る前と後では、事例の内容が違ってきます。

また、昨年はこのアンケート調査結果が顧客ニーズを示すのにちょうど良かったけれど、今年はちょうど良い調査結果がない・・・と苦労して探すこともあるし、その時に大きく扱うべき情報も変わってくるため、、、2年前の事例と比べると、外部環境の情報は質も量も変わっていますね。

さて、6/2締切の小規模事業者持続化補助金(一般型) の申請に合わせて、「3回目の緊急事態宣言禍 版」 の事例を作ったのですが、、、これは誰の目にも触れることなくお蔵入り。 ・・・実は、こうした 完成したけれど日の目を見ない事例がいくつもあります^^;

商品開発をされる方、提案書や企画書を作られる方なども、お蔵入りとなった資料が山のようにあることでしょう。 でも、日の目を見る 1つの背景には、日の目を見ない多くがある・・・そうした苦労を惜しめば、日の目を見るチャンスも掴めないもの、、、いつかのための準備と思って、頑張りましょうね!


名は体を表す・・・

2021年4月10日 土曜日

マンボウ 改め 蔓延防止措置 ・・・あれだけ 「マンボウ、マンボウ」 言っていたのに、批判が出るとシレ~っと呼び方を替える、、、一度お詫びを挟めば良いのに、そういうやり方をするから信頼が得られないのだろうと冷めた目で見ています^^;

呼び方なんてどうでも良いと言う人もいますが、呼び方・名称によって、受け取る印象は全く異なるもの。 ・・・例えば、活字にしても、「きんきゅうじたい宣言」 と 「緊急事態宣言」 では、切迫度合いは全く違って感じられますね。

それでは、緊急事態宣言と聞いて何を想起するか? ・・・先だっての緊急事態宣言が、「緊急事態」 とは到底思えないダラダラとしたものであったため、その結果、名は体を表さなくなった、、、つまり、この名称を用いても、正しく意味が伝わらないばかりか、失笑を買うような 「名」 となってしまいましたね。

一度そうなってしまってからは、「蔓延防止措置の効果がなければ、緊急事態宣言も必要になる!」 などと力説されても、、、無反応か失笑がオチでしょうか^^;

名は体を表す・・・ということを軽視した結果どうなるのか、悪事例として学んでおきたいところです。


一時支援金、、、登録確認機関への報酬について・・・

2021年3月26日 金曜日

2021年1月に発令された緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業 や 不要不急の外出・移動の自粛により、売上が 50%以上減少した中小法人・個人事業者等に、緊急事態宣言の影響緩和に係る 「一時支援金」 が給付されることになりました

詳しくは、経済産業省公式サイトへ ⇒ https://www.meti.go.jp/covid-19/ichiji_shien/index.html

通常なら、要件に合致していれば申請・受給できるのですが、、、この 1年の支援金や給付金等で多発した不正受給や誤って受給してしまうことへの対応として、①事業を実施しているか、②給付対象等を正しく理解しているか・・・などを 「登録確認機関」 という専門家に事前確認してもらった上で申請することが要件となりました。

さて、先日、「登録確認機関」 から金銭を要求された! 困っているから支援金を申請するのになぜお金を払わないといけないのか!・・・などの苦情が上がっているとのネットニュースを目にしました。

手数料について、確かに公式サイトには 「国からは事務手数料として 1,000円/件をお支払いすることとしており、登録確認機関においては、申請者からは手数料を頂いておりません」 といった、あたかも無料と誤認させる記述があるのですが、、、

現実問題、確認に掛かる時間 や それに先立っての勉強の手間等も考えると、1,000円/件なんてやってはいられません。 しかも、「お支払いすることとしており」 というのも正確ではなく、「確認後の受給者数が 30者以上の場合には」 という条件が付きます ・・・つまり、29者なら報酬は 0円、30者確認しても最終的に全員受給していなければ 0円となります。

・・・専門家がそうしたタダ働きをするはずもなく、1,000円/件の権利を放棄する代わりに 申請者に直接報酬を請求することになるのですが(→公式ルールで認められています)、この辺りの背景や詳しいスキームが周知されておらず、「申請者からは手数料を頂いておりません」 だけがクローズアップされていることで、あらぬ誤解や苦情が生まれる状況となっています。

個人的な見解ですが、「登録確認機関」 の報酬として、何事もなく業務遂行できるのであれば 1万円/件、、、但し、イレギュラーな申請も多いことを鑑みれば、常識的な報酬として 2-3万円/件は妥当であろうと思っています。 さらに、本来の確認業務だけでなく 申請サポート等も行うとなれば、5万円/件 くらいいただくことになると思っています。 (→外部の専門家に依頼される場合はご参考にされてください)

ミスリードさせるような案内と、「登録確認機関(外部専門家)」 をタダ働きさせようとした事業スキームに大きな問題があるのですが、、、業として行う専門サービスがタダなわけはない! ということが広く認識されることを切に願っています。

ちなみに、こうしたおかしな事業スキームであり、申請者からも苦情を受けるような状況にあるため、私は、「登録確認機関」 としての業務は行わないことにしました。

・・・同様に、自身の支援先の依頼しか受けないとする専門家が非常に多いことも聞いており、、、つまり、金融機関との付き合いや顧問税理士を持たない場合は、申請したいのに 「確認」 できないため申請できない、早く申請したいのに 「確認」 の順番待ちで申請できない・・・との状況が予想されていますので(→既にそうなっているとの話も)、、、

一時支援金の申請予定の方は、お早めに動いていただくことをお勧めします。


情報収集はバイアスをかけない!

2021年3月25日 木曜日

支援先の重要取引先の社長が交代することになりました。

・・・これまで安泰な状態であれば強く警戒感を持たなければならないし、そうでなかったとしても、好転するだけでなく、ますます事態が悪化することもあるため、やはり警戒感を持たなければなりませんね。

こうした時、まずやらなければならないのは情報収集です。

・・・これまで培ってきた人脈から情報を集めていきますが、小さな、取るに足らないと思われることでも何でも良いです。 変にバイアスをかけることなく、ありのままの情報(事実)を、何でも良いから集めていきます。

一つひとつは価値のないと思われる情報でも、二つ三つと組み合わせていくと、大きなものが見えてくることがあります、、、世界大戦時、某国が行って成果を上げていた情報分析手法ですね。

例えば、取引先の部長が話していた情報は信憑性が高そうに思われますが、、、部長がそんな重要な情報を漏らすわけはないという見方もできるし、意外と新人さんや掃除のおばちゃんの方が細かな現場レベルの情報を見聞きしていたりもしますので、、、

部長の話だから正しい・重要といった情報収集・分析をするとミスリードにつながる懸念がありますので、、、バイアスをかけない! という点には十分お気を付けいただければと思います。


新型コロナ、、、こういう時は、今できることを黙々と・・・

2021年3月06日 土曜日

緊急事態宣言の再延長は、休業→再開を予定していた方、また、特にレジャー・観光業界には大きな打撃となっていますね。

そして、再延長といっても、何か対策があるわけでもなく単に期間延長の様相、、、これでは効果は見込めないだろうと思うと、更に延長されるのではないかと不安に感じてしまいます。 また、こうした状況にならないよう、本来は  2-3週前から対策を強化するべきでしたが、そうしたことをしない政府や知事にも苛立たしさを感じてしまいます。

・・・こうした時、「ネガティブに考えても何にもならないので前向きに」 などと言われますが、、、無理に前向きに考えようとしても 更にストレスが掛かりますので、個人的にはあまりお勧めしていません。

私がお伝えしているのは、自分の努力ではどうしようもできない時は、「目の前のことを、今できることを 黙々とやる」 ということ。

休業中の店なら、隅々まで綺麗にする、レイアウト変更や改装をする、新メニューや新サービスを考える、接客の勉強・練習をする…等々。 受注生産の工場なら、設備の保守点検を行う、工場内のペンキ塗りをする、技術向上の勉強会をする、自社商品の開発に取り組む、営業用のパンフレットを作る…等々。 ・・・今、仕事がなくてもやれることは色々あるはずです。

もちろん、先々を考えて前向きに取り組める方はそうしていただければ良いですが、、、前向きになんて考えずに、今できることをただ黙々とやる・・・そうした意識で取り組んでいただければと思っています。

やることがあれば 不安を感じる時間が減るし、一日の生活にリズムも生まれます。 先々のことを考えられるような状況になるまでは、目の前のことだけに一つひとつ取り組んでいただければと思っています。

私ごとでいえば、緊急事態宣言の延長により仕事が流れ、図らずも 3連休が 4回もできてしまったのですが、、、「仕事がなくなった」 「また延期されたらどうしよう」 などと不安に思うのは止め、かといって 宣言解除後に向けて前向きにも考えられないため、とりあえず今できること = 確定申告の書類作りと部屋の掃除に加え、初めての脳ドッグを受けることにしたのでした^^


優良誤認 × 正直で善良な商売

2021年2月24日 水曜日

携帯電話各社の料金引き下げ競争も一巡したかなと思い、どこに乗り換えしようかと本格的に検討中。

実は、その前段階で、無料の内にと 楽天モバイルに新規加入済み、、、都心では物凄い電波の入りが良いけど 23区外は入りが弱く、家の周辺はアンテナ 2本 / 家の中は電波が入ったり入らなかったり^^; ・・・ただ、端末代はポイントバックされるし、利用料は 1年無料だし、都心はかなり使えることが分かったので、サブ機としては大満足♪

さて、メイン機をどうするか検討していたところ、格安携帯でよくあるのが、例えば、900円/月!と大々的に宣伝しておいて、小さく(分かり難く) 家族割適用時・2回線目以降と記載、、、単に 1回線だと 1,980円/月なので、明らかに優良誤認させるような広告手法を目にします。

注釈を付けているし、契約時にはきちんと説明もするため法律的に問題ないとは言いますが、、、現実的に 優良誤認させてますよね? 狙ってそうした表示にしていますよね? ・・・と、そうした会社の企業姿勢には辟易としてしまいます。 こうしたやり方でも、安ければ加入者は増えるかもしれませんが、先々の転出候補者を抱えることにもなるため、、、やはり、正直で善良な商売をしていくことが望まれますね。

乗り換えが進まないのは、高齢者はネットが使えない人が多いということだけでなく、プランの分かり難さにも原因がありますね。 国には、こうした優良誤認させるような表示の仕方にもメスを入れていただきたいと思いますが、、、

料金が下がって国は満足=幕引きと思いますので、、、一人ひとりがプラン内容をきちんと理解する、そのためには、店頭で聞くなどもしながら学んでいかないといけないのかなと思っています。 ・・・面倒だけど、面倒なことをすれば月々支払いが安くなると思えば、、、アルバイトだと思って頑張りましょう^^ノ