某社提供の 鶏肉を使った商品 ・・・ 中国現地での衝撃的な加工体制が報道されましたが、、、このような食品の品質問題が起きる度に論じられるのが、価格と安全の問題。

私が 「そうだな」 と実感したのは ユッケ集団食中毒事件。 本来捨てるべき部分まで提供しているからこそ檄安価格で出せるのであって、捨てていたら当然価格は高くなる。 だから、うちのユッケは相応の価格になっている(高いと思うなら頼まなければ良い) ・・・ そう語っていた経営者がいました。

高いものは良い、安いものは悪いとまでは言いませんが、、、良いものには相応の手間や時間が掛かっているのですから、相応の価格になって然るべき。 しかし、それを許さない商慣習が 時に大きな問題を引き起こしています。

別の観点でも、例えば、消費税増税後に 増税分家賃の値上げを拒んだ大手飲食チェーン店や、(支援先でたまにあるのですが) 何の対策もないまま 増税後も価格据え置きで販売する小売店など、、、これまでの安い価格ありきの姿勢が、間違った方向に進ませているように感じています。

経営者は、今提供している価格が、安全・法律・モラル・採算 などと比べて適正なものなのか、今一度考えていただければと思っています。