昨日より 2日間に渡って 中小企業診断士養成課程 21期の演習指導でした。

ここ 1-2年気になっているのが 「卒業生のレベルが下がった」 という周囲の声 (→ そうした声が 随分多く聞こえてくるようになったと感じています)。

2ch. に書かれているような根拠の乏しい声は全く気にしなくて良いと思いますが、、、私が聞くのは 近年の卒業生と仕事をしたベテラン中小企業診断士、仕事を依頼した機関の担当者、1年コースの卒業生など、長年養成課程の卒業生と関わってきた人たちの生の声。

受講生は、養成課程に入校してから 「将来なりたい姿」 を目指して学んでいきますが、卒業時点でそこに到達していないのか、そもそも目指すべき 「将来なりたい姿」 と 「周囲が求める姿」 にギャップがあるのか、、、いずれにしてもこうした周囲の声は厳粛に受け止めなければならないと思っています。

それでも、私が担当するのは 6ヶ月の内の 2日間 = 日数換算でわずか 1% ・・・ この時間がどれだけ寄与するのか正直分かりませんが、、、

演習を通して、この 2日間で身に付けて欲しい思考プロセスや考える上での視点、必ず押さえなければならないポイント、今後求められるレベルと現状とのギャップなどについて 全力で伝えてきたつもりです。

残り 2ヶ月半の研修生活で更なる研鑽を積まれ、卒業時点では 「周囲が求める姿」 となって卒業されることを期待しています。