「今期の目標は○○」 「 1年で△△できるようになる」・・・改善に取り組むにあたって、このような目標を立てることが多いと思います。 「 1年あれば何とかなる」・・・多くの人がそう考えると思いますが、、、

具体的に考えてみましょう。

まず、繁忙期はダメ、夏休み・冬休み・GWはダメ、決算期(半期×2回)はダメ、連休のある週は多忙を極めるためダメ・・・通常業務をやりながらですから、ある意味しょうがないところ。 しかしながら、この時点で 1年の半分以上(ヘタをすると8-9ヶ月) は改善業務に取り組めない・・・ということが分かります。

さらに、業務上のトラブルへの対応、病気や怪我による欠勤(その後のリカバリー)、台風や落雷など災害への対応、地域によっては田植えや収穫・お祭り、さらにプライベートの予定も加えると、改善に取り組める時間はどれくらい残っているでしょうか。。。

「 1年もある」 からスタートすると、多くの場合、ほとんど何もできないまま 1年が終わってしまいます。 本当に改善したいのであれば、一見して長いと思える 1年の中でも 「10分程度の隙間時間や手待ち時間を大切にして 少しでも改善を進める」・・・このような気持ちが必要ではないかと思っています。

改善の取り組みの 1歩目は、「時間に対する意識を変えること」 でしょうか。