東京商工会議所-足立支部・商業分科会
「売れるモノ・儲かるモノ分析セミナー」
日時/  平成25年9月25日(水)
主催/  東京商工会議所 足立支部

 

昨日は、東京商工会議所・足立支部でセミナーをしておりました。 台風 20号の影響で風雨の強い中、42名の方に参加していただきました。 皆さまありがとうございました。

私は、中小企業支援を行うようになって もうすぐ丸 8年になります。 その中で感じることが、多くの企業が 「分析をしていない」 ということ ・・・ つまり、現状を正しく把握できていないまま 感覚的に経営を続けているということです。

一昔前の右肩上がりの時代では、感覚的な経営でも問題は起きませんでした。 しかしながら、成熟した国内市場に加えて、海外との競争が激化している昨今の経営環境にあっては、ちょっとした感覚の狂いが命取りとなります。

ですから、現状を正しく把握すること = 分析を行うこと が、安定的に経営を続けるために必要不可欠と考えています。

その中で、収益に直結する 「販売分析」 を 一刻も早く経営に取り入れていただきたい という思いで、ライフワークのように この 販売分析 のセミナーを行っています。

セミナーでお伝えしましたように、販売分析の進め方は、売上 ・ 収益性 ・ 効率性 の 3本柱で考えます。 これは、どれか 1つに偏ってはならず、「経営にはバランスが大切」 という意味が込められています。 そして、まずは 1本の柱ずつに考え、次にそれらを組み合わせて考える ・・・ 「経営には複眼的な視点が大切」 という意味も込められています。

こうしたことを意識されながら、実務の中でどのような販売分析ができるのか 考えてみられると良いと思います。

今回は初級者向けということで、販売分析の手法については 一番に押さえておかなければならないことに留めておりますが、他にもいくつもの分析手法がありますので、また機会がありましたら お伝えできればと思っています。

皆様のますますのご活躍を 心よりお祈り申し上げます。