その昔より、株価は、景気の先行指標経済を映す鏡、などと言われていますが、きちんと株式投資をしている人の感覚からすると、既にそうした役割は担えていないのですが、、、

日経平均株価が 5万円を超え、更に伸ばした本日ですが、「この状況はさすがにどうなの?」と気付かれた人も多い様子…^^;

というのは、本日(2025年10月29日)、終値で史上最高値を更新し、日経平均株価は 51,307.65円(前日比+1,088.47円)。 しかしながら、TOPIXは 3,278.24円(前日比△7.63円)、、、これほどの乖離はいかに、しかもTOPIXはマイナス…^^;

理由は、半導体・AI関連銘柄は上昇していますが、日経平均株価の上昇は、ある 2~3銘柄が牽引したことによる影響。 その一方で、日経平均株価の構成銘柄の 8割以上は値下がりしているのです^^;

・・・この状況で、景気は良くなっている、経済はますます強くなっている、などと言って良いのでしょうかねぇ??

もう数年に渡って、日経平均株価は歪な構造となっているのに、未だに、景気の先行指標経済を映す鏡などと伝えるニュースもあるので、、、そうしたコメントを見聞きしたら、ハイハイと流しましょう^^