袖振り合うも多生の縁】 道を歩いていて見知らぬ人とすれ違うのも、前世からの因縁による。 行きずりの人との出会いやことばを交わすことも単なる偶然ではなくがあって起こるものである。(コトバンクことわざを知る辞典より)

・・・ただ、これを真面目に捉えると、電車の中や横断歩道で隣にいる人も、SNSで見た人も「ご縁のある人」となり、膨大なご縁で大変になってしまうので、少し狭義に解釈しても良いのかな、、、

それと、これは仏教の教えなので「前世からの因縁」となるのですが、これからご縁が深まる可能性のある人」と解釈しても良いのかな、と個人的には思っています

さて、ご縁続くのか」という観点では、例えば、親子という深い縁であっても、家を出て連絡もしなくなると薄くなり、戸籍も外れてしまえば 本当にご縁のない関係(昔、家族だった人)になってしまいます。 例えば、恩師や毎日一緒にいた友人(同級生)であっても、その後、連絡も取らないとなると同様ですよね。

・・・ですから、どんなに深いご縁があっても、その後も「ご縁をつなぎ続ける行動努力)」をしないと、時間の経過とともに薄れ切れてしまいます

それでは、新しいご縁つながるのか」という観点では、特に学生時代まではご縁がつながる機会豊富にありますが、歳を重ねるにつれ、そうした機会はなくなっていくもの。 また、若い頃よりも遠慮羞恥心も大きくなるため、機会があってもご縁はつながらないことが多いかもしれませんね。

・・・ですから、何か感じた時には、自分から「新しいご縁をつなぐ行動努力)」が必要になってきます。 それでも、相手の気持ちや行動、巡り合わせなどもあってのことなので、、、こちらは「ご縁つなぎたい」と頑張っても、「ご縁つながらない」ことが多いのかも知れませんね。。。

近年は、親戚付き合い年賀状親睦会等の古い風習の否定個人情報保護ストーカー問題や巧妙化する詐欺などもあり、結果として「ご縁続かない」「新しいご縁つながない」ような風潮が強まっていますが、、、自衛やお相手への配慮は必要ですが、あまりにご縁を遠ざけてしまうのは、人生が豊かになることも遠ざけることになるのかな、と感じています

・・・なんてことを書いておいて、自分自身はご縁をつなぐのが下手なのですが^^; 、、、皆さまは、上手くご縁をつないでいますか?