私がよく野球を見ていたのは もう十数年も前、、、なので、今は超有名選手しか分からないのですが、珍しくプロ入り前から知っているのが「佐々木 朗希 投手・・・この度、めでたくメジャー(ドジャース)移籍が決定しました♪

・・・幼少期、私は岩手県に住んでいたこともあって、佐々木投手大谷選手菊池雄星投手はデビューの頃から密かに応援しているのです。 昨シーズン終盤、幸運にも西武戦で登板した佐々木投手を 近くで見ることができました♪(正にうなりを上げるようなストレートに感動^^)

ロッテの 佐々木 朗希 投手(2024年9月15日)

移籍に際しては色々な記事が出ていますが、、、私が驚いたのは、面談した全球団に対して次のような課題を出したということ・・・「佐々木投手が昨シーズン、なぜストレートの球速が落ちたのかを分析し、今後それが二度と起こらないためにどうすればいいのかプランを説明する」

おそらく、ご自身(専門スタッフ)も相応に仮説・検証済みであり、それに対して合致し、あるいは論理的に否定し、納得できる回答をした球団に移籍しようと考えたのでしょう。 ・・・待遇面だけでなく、分析力や課題解決力も条件となっているのには、本当に驚きました。

ちなみに私の仕事でも、「現状分析→課題設定→解決提案」を求められ、経営者が納得するものであれば次回から支援に入る(納得されなければこれで終了)・・・というケースがよくありますね。

資料を作成してプレゼンを求められることもありますが、多くは初回面談時に、会話の中でそうしたことを判断されている感じかな。 ・・・支援に入ってから、「最初の面談で、○○○○について聞いたでしょ? それは、支援を頼むかどうか見定めるために見解を聞いたんですよね」などと種明かしされたことが何度もありますね^^;

依頼する側は、目的仮説を明確に持って、それに応えられそうな人(組織)を見定める、、、佐々木投手の移籍交渉を垣間見て、改めて、とても大切なプロセスだと感じました。