先日のコラムでは、住宅の状況をレポートしました・・・↓↓写真をクリックすると開きます

青森(津軽地方)は災害級の豪雪(2024-2025冬)・・・

東京の中小企業診断士のコラム。2024年12月下旬から、災害級の豪雪に見舞われている青森(津軽地方)より、どれくらいの雪なのかレポートです^^;

今回は道路状況についてです。

2025年の仕事始め、青森県津軽地方は、除排雪が間に合わず、道路・鉄道など交通機能マヒ状態、、、

それで、「道路が大渋滞」「歩く道がない」なんてニュースが流れると、「会社は休みにすればいいのに」とか「リモートにすべきだ」といった短絡的なコメントがネット上に溢れますが、、、

そんな、会社に行く行かないといった小さな話ではなく、交通機能マヒは、この極寒期に灯油の配達が来ない、病院に行けない(救急車も来られない)など、死活問題に直結している状態となっていることにも、頭を巡らせたいものです。。。

実際に車で走ってみた状況はというと、、、大通りの2車線/2車線の道路は 1車線/1車線に、しかも、右手は対向車がすぐそばを走り、左手は車道を歩く人(※すり鉢状に端が丸くなっているため 雪道に慣れた人でも転びます→これで轢かれる事故は珍しくないです)。 そして、深い轍、融雪剤で緩んだ雪、モーグルコースのようなデコボコ道20cm落ち窪んだ穴(マンホール周辺)、雪が固まってできた段差などによって、タイヤが取られ横滑りスタック、、、さらに吹雪に見舞われると、前も横も下もよく分からないまま 感覚で運転することに。

住宅街では、2台が余裕ですれ違える道路が 1台走るのがやっとの状態に、、、鉢合わせすると、どちらかがバックで交差点まで戻らないといけない状況(※実家の前の道路で、50m程バッグする車を 3回見ました)。

雪の固まりと緩みで車は右往左往…(青森市)

・・・こうした中を慎重に運転するので、ノロノロ運転右左折待ちによって大渋滞に、、、しかも事故が起きると、その道は立往生の状態になってしまいます(※不意の横滑りで車体横面がぶつかることも結構あるし、通報してもパトカー来られないため)。

上層部の方々は、年末・正月はお忙しかったようで、初動が大きく遅れることになりましたが、、、三が日が明けてようやく動き出し、本日、青森県内10市町村に「災害救助法」を適用したとのこと。

・・・ただ、「災害救助法など大袈裟だ!」という外からのご批判はごもっともで、、、でも、内から見れば、事ここに至っては自助共助ではどうにもならない状況であることにご理解をいただき、ご批判は、「適用したこと」にではなく、「なぜこのような事態を招いたのか(単に天候のせいだけか??)」という辺りに焦点を当てていただきたいと思っています。

追記11月6日、青森市長が「8割除排雪完了」との大本営発表、、、ひいき目に見ても、幹線道路中心に 4割完了程度かな?? ・・・多くの青森市民から反感を持たれていることでしょう^^;

追記2】1月9日からの大寒波予報が思いのほか影響なく気温も高めで、かつ、苦情殺到で尻に火がついたのか、(お金に糸目をつけず)県も市も急ピッチ除排雪を進めてくれたことで、数日後には ある程度、生活できる道路状況となったそうです^^ ・・・それでも、見ると高確率で誰かがスタックしている危険地帯がいくつも残っているようで、、、まだまだ油断できませんね^^;