先日来、Yahoo!ニュースでもたびたび挙がっていますが、某医師が引き起こした職業倫理問題、、、それは、美容外科医が解剖実習に参加した際、ご献体(ご遺体)を背景にした 笑顔・ピースサインの自撮り写真を SNSに投稿したというもの。
・・・さらに、ご献体にモザイクの掛け忘れもあったため、、、閲覧者から批判 → 医師本人の的外れな謝罪・投稿削除 → 炎上 → 所属病院院長の擁護・的外れな持論展開の投稿 → 大炎上 → 院長謝罪・当該医師の役員解任 → 炎上収まらず・・・という状況に。
まあ、何でもかんでも SNSに投稿するという現代病(強い承認欲求)× 物事の本質を理解しない謝罪や言い訳・持論展開 = 大炎上という「単純な方程式」が理解できないのが、炎上を引き起こす人たちの特徴なのでしょう^^;
【3/16追記】炎上から 3ヶ月程経ちますが、倫理規程に「SNS等を使って解剖の経験・見聞を発信してはいけない」と明記することになったとの報道が・・・ルールとして明記しないと理解できない医師が普通にいるのでしょう、、、恐ろしい^^;

私の周りでいえば、この仕事をして 20年目ともなると、職業倫理が欠落した人を何人も見てきています。
・・・例えば、中小企業診断士の更新研修で、盗用した図表をテキストに使って騒ぎになった講師(→ セミナーの盗用疑惑は山のようにあります)。
支援機関の専門家派遣で支援(謝金をもらって支援)しているのに、別途、企業に謝金を重複請求していた税理士(→本来は詐欺事案)。 申請書と決算書コピーの提出でもらえる助成金(→申請書の書き方は申請窓口で普通に教えてくれる簡単な内容)なのに、それを言わずに申請支援として高額な費用を請求していた税理士。
公的機関の仕事に従事中なのに、他の仕事をしている中小企業診断士(→ 非常に多いですよ)。 撮影・持ち出し不可の資料を他の支援で使用する中小企業診断士。
東北三県で復興支援に携わる中、被災者に聞かせられない酷い発言をしていた中小企業診断士や、被災地の視察に来ているのに、夜は宴会、昼は終始居眠りしている支援機関の職員などなど、、、
このように、倫理観が欠落した人を何人も見てきているので、、、専門家や支援者だからといって一律に信頼するのではなく、きちんとその人を見て判断する必要があると思っています。
私としては、他人は他人、自分は自分、、、私の倫理観と相いれない人とは距離を置きながら、自身の職業(中小企業診断士・コンサル・支援者等)として何が求められているかを常に意識して、引き続き一つひとつの支援に向き合いたいと思っています。


