先日来、Yahoo!ニュースでもたびたび挙がっていますが、某医師が引き起こした職業倫理問題、、、それは、美容外科医が解剖実習に参加した際、ご献体(ご遺体)を背景にした 笑顔・ピースサインの自撮り写真を SNSに投稿したというもの。
・・・さらに、ご献体にモザイクの掛け忘れもあったため、、、閲覧者から批判 → 医師本人の的外れな謝罪・投稿削除 → 炎上 → 所属病院院長の擁護・的外れな持論展開の投稿 → 大炎上 → 院長謝罪・当該医師の役員解任 → 炎上収まらず・・・という状況に^^;
まあ、何でもかんでも SNSに投稿するという現代病(強い承認欲求) × 物事の本質を理解しない謝罪や言い訳・持論展開 = 大炎上という「単純な方程式」が理解できないのが、炎上を引き起こす人の特徴なのでしょう^^;
さて、この医師に問われている職業倫理ですが、個人的には、「そういう医師もいるだろうね」と冷めた感想。 ・・・点数稼ぎのため余計な検査をする医師もいれば、ベッドの回転を重視してさっさと退院させるような医師もいますしね^^;
私の周りでいえば、この仕事をして 20年目ともなると、職業倫理が欠落した人を何人も見てきています。
・・・例えば、中小企業診断士の更新研修で、盗用した図表をテキストに使って騒ぎになった講師(→ セミナーの盗用疑惑は山のようにあります)。
支援機関の専門家派遣で支援(謝金をもらって支援)しているのに、別途、企業に謝金を請求していた税理士。
公的機関の従事中に、他の仕事をしている中小企業診断士(→ 非常に多いですよ)。 撮影・持ち出し不可の資料を他の支援で使用する中小企業診断士。
東北三県で復興支援に携わる中、被災者に聞かせられない酷い発言を陰でしている中小企業診断士や、被災地の視察に来ているのに、夜は宴会、昼は終始居眠りしている支援機関の職員などなど、、、
このように、倫理観が欠落した人を何人も見てきていますので、、、専門家や支援者だからといって一律に信頼するのではなく、きちんとその人を見て判断する必要があると思っています。
私としては、他人は他人、自分は自分、、、私の倫理観と相いれない人とは距離を置きながら、自身の職業(中小企業診断士・コンサル・支援者等)として何が求められているかを常に意識して、引き続き一つひとつの支援に向き合いたいと思っています。