私は、洋菓子店パン屋さんの支援をよくしているため、あちらこちらの店を定期的にチェックしています。 ・・・3年前から、洋菓子店やパン屋さんの店頭で、12月に入ると山積みにして販売されるようになったのが「シュトーレン

シュトーレン」とは、ドイツ伝統的な菓子菓子パンのことで、店によっては「シュトレン」と呼んでいたりします。

・・・どんなものかというと、バタードライフルーツナッツ等を練り込み、中央にマジパンを入れて焼き上げたパン生地の表面に、真っ白な粉砂糖をまぶした甘~い洋菓子(菓子パン)です。

ドイツでは、クリスマス前のアドヴェント待降節)の期間(4週間)に、シュトーレンを少しずつスライスして食べる習慣があり、フルーツや洋酒の風味が時間が経つにつれパンに移っていき、段々と味わいが深くなっていく、、、そうした味や食感の変化を楽しみながら クリスマスを待つ、という宗教色のある食べ物だったりします。

・・・日本では、商業的な意味合いで、これまでも何度かブームになってはなくなりを繰り返してきましたが、、、これまで洋菓子店ばかりだったのが、この 3年のブームではパン屋さんも作るようになったことで消費者への認知度が格段にアップ、、、これによって定番化したような印象を受けますね

クリスマス菓子の調査(家には大量のシュトーレン^^;)

私も、洋菓子店パン屋さんの支援で「シュトレーン」をよく提案してきましたが、それは、経営面相当なプラスとなる商材だから・・・
作り方によっていくらでも独自性が出せる(パン寄り・菓子寄り、ナッツ・フルーツの配合、バターの量、砂糖パウダーの量・細かさ等)。
日持ちする売れ残り廃棄ロスの削減製造日の分散化/クリスマスケーキのマイナス点を補完)。
オプション提案により客単価アップも可能(ホイップクリーム添え・ハチミツがけ・フルーツジャムがけ等)。
見た目が華やかで店頭で目を引く(白ベースにリボンが映える)。
パン屋でもクリスマス需要を取り込める
12月前半に食べた「シュトーレン」が好印象だと、クリスマスケーキ購入意欲が高まる(洋菓子店は二毛作になる)。
・・・「シュトーレン」にまだトライしていない、力を入れて販売していないようでしたら、今年は他店の調査として、あちらこちらで買って、食べ比べ(調査)すると良いと思います、、、見た目は同じでも、食感は店によって違うのが分かると思いますよ^^