FaW 東京(ファッション ワールド 東京)は、 最新のサステナブルファッション、アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリー、生地・素材・副資材、ファッションDXなどの大規模なアパレル関連の展示会です。
今回、2024年秋は、東棟開催(会場が広くなる)なので期待していてましたが、、、ここ数回寂しげだったところに、東棟の広い会場(天井)も相まって、また一段と寂しげな状況^^;(↓↓↓前回の様子は写真をクリック!)
一応は、レジャー&アウトドアジャパン2024(南棟) と同日開催ですが、正直、業種・業界的にあまり被らないし、東棟から南棟の行き来はしにくいし、Femtech Tokyo(東棟)は日程ずらしているため最終日1日しか同日とならないし、、、
ということで、ぐるりと会場を一周 & 気になったブースでちょっと足を留める程度。 セミナーも 2つ予約していましたが、空き時間を持て余してしまったため、1つキャンセルして早くに帰ってきてしまいました^^;

アパレル業界について「中の人」の立場で見ると、少し厳しい言い方になりますが、、、メディアでは、サステナブルやファッションテックなどと持ち上げていますが、その実態は、消費者にはあまり関心を持ってもらえていない内向きの盛り上がりだし、消費者に価値を提供できているのか疑わしいケースも多々あり、、、
例えば、素材が再生ポリエステルになったところで、消費者が感じる素材そのものの価値は変わっておらず、実際には肌触りや耐久性が低下しているなんてことも、、、染色時間半減(水資源保護)と謳っていても同様で、消費者からすれば単に素材価格が上がっているだけ(売価UP)なんてことも。 ・・・自然環境の保護に大切な取組なのは理解するけれど、、、という感じですね。
売り方(店頭・WEB・マーケティング等)やシェアリングビジネスなど、周辺部分では着々と新たな動きを見せていますが、、、本質的な部分(=服そのもの)で新たな価値提供できていない点が、この数回の展示会に表れているのかな、と感じています。