「あの会社」というのは、かつての支援で「営業先」にピックアップしたアパレル関連の某企業(主に製造業)のこと。 ・・・特殊な方面のため、業界人でも知らない人が多いですが、、、

なんと、観光地にインバウンド向けの直営店をオープンし、ECも積極的に展開していくとの情報が。 しかも、大企業の規模のため 事業再構築補助金は対象外、、、自前での思い切った事業展開は凄いですね!

アパレル関連の現状、海外展開あるいは富裕層向けに絡めなければ、正直、まだまだ厳しいのが実態ですので、、、回復を待つより、全くの新たな方向性でも有望なターゲットに向け、新たな展開を図ろう(それを見越して年単位で準備を進めてきた) ということなのでしょう

閉塞感があり縮小が進み、回復も見えない経営環境にあって、新事業を立ち上げるのか、じっと辛抱するのか、、、どちらにもリスクがあるため どちらが正解ということもありません

・・・やみくもに現状を否定し、新たな方向に無謀なチャレンジをして余計に状況が悪化した会社、、、チャレンジできずじっとしていたことで、どんどん選択肢がなくなり身動き取れなくなった会社、、、はたまた、新たなチャレンジが奏功し、新事業の成長により立て直しが図れた会社、、、じっと辛抱しながらも力を蓄えたことで一気に巻き返しに動いている会社、、、支援の中で色んなケースを見てきています

・・・現状を正しく評価し、先々の環境変化を考え、今後の方針を決断する、、、経営者がやらなければならない大仕事です