(つづき)

次に、人が操作しなければならない時。

同じ商品が複数ある際に 1つだけ読み込んで個数を入力する時(数え間違う、個数の入力を間違う)、値引きシールが貼られた商品(●%引き等を打たない・打ち間違う)、単価出しの商品(入力を間違う) などなど、、、どうしても手入力が必要になる時は、ミスが起きがちですね。

他には、預かった金額の入力間違い、おつりのお金の渡し間違いなどもミスが起きがちです。

人はどうしても間違うもの・・・との観点から、ミスを防止するには、やはり仕組み化と自動化(性能の良いレジの導入) です。

・・・売価変更の際はチェックリストで確認する、手入力が必要な商品のバーコードにはシールを貼る・太ペンでバーコードに線を引く、手入力の際は指さし確認をするなどの運営上の仕組みを構築することや、

電子棚札や自動釣り銭機、キャッシュレス決済を導入するなど 設備面で自動化を図る(人の介在を減らす) ことでしょうか。

会計のミスは、顧客との信頼関係や経営の問題に直結しますので、、、1件でもミスが発生した場合は、その背後に発覚していない何倍ものミスがあると考え、深刻な問題として受け止めていただればと思っています。

(おわり)