先日、知人から 「病院に行ったら、レントゲンを撮っていないのに 明細にレントゲンの点数が付いていた!」 との話を聞きました。 もちろん返金してもらったそうですが、帰宅して何気なく明細を見て、「撮影って何?」 と気が付いたとのこと。

診療内容で保険点数は細かく決まっていて、例えば、同じ注射でも打つ場所によって点数が違うこともあるようで、実際に打った場所とは違う高い点数で計算されたりということもあるのだとか。。。

・・・病院は間違えないとの先入観や病院から言われたことは受け入れないといけない雰囲気があるせいか、病院でもそんなことがあるんだ! と、とても驚きました。

さて、私たちが日常目にするのは、小売店でのレジの打ち間違え、、、経験されたことのある方は多いかなと思います。 それでも、レジが優秀になってくるにつれて、随分と減ってきたとは思いますが、、、

まずは、機械化されると間違わないという盲点から。

「バーコードを正しく読み取れば、間違うはずがない」 と思いがちですが、そうではありません。 ・・・売場の値札とシステムに登録した価格が違う場合には、簡単にミスが起きてしまいます。 しかも、ピッピッピッと読んでいけば間違うことはないと思っているため、レジの店員が気付くことはなく、お客様も一つひとつチェックしていなければ気付きません。

例えば、「本日大特化 980円!」 の POPを見て買ったつもりが、レジでは元の値段の 1,200円。 ・・・特売をする時、また、特売から元の値段に戻す時に、値札だけを変える/システムだけを変えることで起きますね。 担当者が違うため片方しかやっていない(両方やったことをチェックする体制がない) ことが背景にあったりしますが、、、実は それなりの頻度で起きているため、注意しておきたいところです。

(つづく)