支援をしていると、行動に移せない事業者(経営者・幹部クラス) をよく目にします。 ちょうど、選挙で投票するかのインタビューで若者が答えていたことと共通することがあったので、ご紹介します。

その若者曰く、自民党はダメ(→具体的に的確に指摘)、だから与党には投票しない、でも、野党も頼りない(→漠然としたイメージやステレオタイプ的な指摘) から任せられない。 だから、自分は投票には行かない とのこと。

・・・さも正しいことを言っているようだけれど、結局は、投票しない自分を正当化しているに過ぎず、評論家を気取っているだけ・・・というのが客観的な感想です。

この取引条件はあまりに酷い!もう無理!・・・と言いながら、今の時代に新規開拓も無理と、取引先の条件通りに仕事を受け続け、どんどん会社を疲弊させる経営者、、、やっていることは、投票に行かないことを正当化する若者と一緒です。

生き残るには、交渉して実情に合った取引条件に変えるか、今までの条件でも経営が成り立つよう会社の仕組みを変えるか、新しい取引先を開拓するか・・・方向性はおおよそこのどれかですが、、、どれも選ばないのは、白馬の王子様が現れるのをいつまでも待っているのと同じ状況でしょうか

(つづく)