今日は、テレビもラジオもネットも、あちらこちらで GWの 10連休について警鐘を鳴らすニュースが報じられていました。

政府が 10連休の方針を打ち出すや否や、海外旅行だ何だと浮かれ騒いでおきながら何を今さら、、、と笑ってしまいますが、当初から警鐘を鳴らしていた少数派の声を、やっと本気で考えるようになったという所でしょうか^^;

大元の問題は、そもそも休めない我が国特有の働き方にあるので、祝日を作って強制的に休ませるという方向性は一見正しいようにも思えますが、、、それは、祝日が休みでも困らない業種や働き方をしている人に限っての話なのが、政府の方々には分かっていないのでしょう。。。

「これだけ長い期間、病院が休診となるのは困る!」 「子供を預ける先がないと困る!」 といった声が、、、すると、国民が困らないように配慮するよう政府声明が ・・・医療関係者や保育士は休むな!ということですかね?

警察や消防が休むと言い出したらどうするのか? ・・・国の機関なので力で押さえつける? まあ、暗黙の了解でそんなこと言わないでしょうが^^;

じゃあ、「小売業もサービス業も連休にする!」 と言い出したら?  ・・・せっかくの連休に遊びに行けないと困るので、配慮するよう政府声明が出るのでしょうかねぇ^^;;

結局、大企業の内勤、役所勤め、金融機関 等々の人のための 10連休なのでしょうが、、、10連休に限らず、連休に余暇やレジャーを楽しめるというのは、それを裏で支えている人たちの犠牲の元に、もっといえば、犠牲を強いることで成り立っていることを忘れてはならない ・・・と個人的には思っています。

ちなみに、支える側の人たちについて、、、「10連休は稼ぎ時だから頑張ってくれ!」 と従業員を休ませずに店を営業したら、あるいは、連休前に納期を指示された製造業が仕事をこなすため、4月半ばから従業員を休ませずに工場をフル稼働させたら、、、

連勤の日数や労働時間にもよりますが、労働基準法に違反する可能性が高くなりますので、ご留意の上で営業・稼働しましょうね^^;