私は、支援の中で、経営者がやろうとしていることでどれだけ収益が出せるのか、数値に落とし込んでシミュレーションする(あるいは、するよう助言する) ことがあります。

相応の収益が見込めるもの(経営が成り立つもの)、事業レベルではなくお小遣い稼ぎ程度にしかならないもの、粗利は相応にあるけど営業利益では赤字になるもの、事業単体としては収益が出せるけれど 借入金の返済まではできないもの・・・等々、様々にありますが、、、私がシミュレーションしないとな と思うときは、多くの場合、それでは経営が成り立たないという場合だったりしますね。

最終的に成り立つかどうかはやってみなくては分かりません。 しかし、シミュレーションをして成り立たない事業を推し進めるということは、自身でコントロールできない運任せの事業を営むということ、、、言い方を変えると ギャンブルということになってしまいます。

経営には、ギャンブル的要素が必要な場合が多いのも事実ですが、今、ギャンブルをするべき時なのかどうかは 一旦立ち止まって考えていただきたいなと思っています(・・・そのための収益シミュレーションだったりもします)。