文字を書いたりしていて、さっきまで普通に書いていたのに、急にその字に違和感を覚えたり、書けなくなってしまったり、、、なんてことはありませんか? ・・・これには、「ゲシュタルト崩壊」 という名称がついています。

【ゲシュタルト崩壊】 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態) から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。 同じ漢字を長時間注視しているとその漢字の各部分がバラバラに見え、その漢字が何という文字であったかわからなくなる等の現象がある。 (ウィキペディアより抜粋)

遠い昔の記憶を辿ると、急に 「な」 が書けなくなったことがありました。 さっきまで書いていたのに、3画目でなぜここに点を打つのだろうと考え込んでしまったり、4画目でなぜか右側を膨らませてしまったり、、、そういえば、学生時代は書いて覚える子だったので、「む」 「や」 「よ」 などで よくゲシュタルト崩壊していましたね(苦笑)

そして、先日、10年以上振りに この症状(現象) が出てしまいました・・・。

それは、報告書を作成している途中のこと、なぜか 「新規」 という字に妙な違和感を覚え、「新規顧客」 とするところを 「新期顧客」 としてしまったのでした、、、しかも、何度も見返して、辞書で意味まで調べた上で、納得して 「新期顧客」 と・・・。 それでも、もう 1人の自分が抵抗していたようで、途中で何箇所か 「新規顧客」 としていましたが、、、最後に全体を検索して、全て誤った漢字に修正してしまったのでした。。。

この時は、セミナー資料など 3つの資料を並行して作成しており、そのいずれにも 「新規顧客」 が度々登場していたため、同じ漢字を場面を変えて繰り返し見ていたことで、脳の情報処理機能が混乱を来したのだろうと想像しています。 ・・・ちなみに、今は、「新期顧客」 という記述がとても気持ち悪く感じるので、正常に戻っています^^

皆さまも、文字の見過ぎ、書き過ぎにはくれぐれもご注意くださいませ^^;;