消費税 10%引き上げ延期を表明してから早 1年。 未だ消費動向が改善されたとは言えない状況ですが、オリンピック後には急激な景気の冷え込みが予測されていますので、再延期はせずに 表明通り 10%に引き上げるのでしょう。

例えば、アパレル業界などは、未だ 8%への引き上げが尾を引いている業界ですので、何の対策もせずにその時を迎えると、それこそ目も当てられない状況となることでしょう・・・。

また、引き上げ実施予定の 2019年 10月を前に、2019年の年明け頃、あるいは、新年度が始まる 4月頃には、引き上げ関連の報道が活発になるでしょうから、、、駆け込み購入だけでなく 家計の引き締めも始まりますので、業界によっては 10%引き上げ実施前から売上の鈍化が始まることも予想されます。

衣料品やアクセサリーなどは、品質が向上している上に不要不急のものではないという商品性を考えれば、駆け込み需要はあまり期待できない商品といえますね(・・・シーズン性もありますし)。 つまり、アパレル業界は、10%引き上げ実施前から売上が鈍化すると考えて、タイムリミットは今から 1年半ほどでしょうか、、、その間に何をしておくべきかを考え、早いうちに行動に移していただきたいと思っています。