豊洲・築地問題について、都知事会見を録画して じっくり拝見しました。

全体の感想としては、、、豊洲を否定し、築地も否定しつつ統合し 新たな答えを生み出した 正にアウフヘーベンな方向性でお見事! と思いました。

ただ、そこに至ったプロセスを見ると、安全性(豊洲) → 採算性 → 外部環境の変化 → 安全性(築地) → ブランド価値 → 観光資源の活用 ・・・と 論点が二転三転。 しかも、明確な答えを出さないまま別の論点に移ったり、それは最初に言うべきことでは? と今さら感を受けるものもあり、、、

なんだか、全体最適が図れているようで 部分部分では疑問が残り、その結果、全体としても疑問を感じざるを得ない方向性のような、、、とりあえず反対はしませんが、一都民として個人的な率直な感想でした。

さて、今回学んだことは、「全体最適ありきのアウフヘーベン」 は 部分部分で疑問を生じさせる ・・・ということでしょうかね。