東京都知事のコメントでにわかに注目を集めた 「アウフヘーベン」。 情報番組の解説によると、対立する意見が出た時に、どちらかを選ぶのではなく、どちらも否定しつつ統合し 新たな答えを生み出す ・・・というような考え方のことらしいのですが、、、

その例としては、、、①カレーが食べたい vs パンが食べたい ⇒ カレーパン、 ②いちごが食べたい vs 和菓子が食べたい ⇒ いちご大福、 ③ざる蕎麦が食べたい vs かつ丼が食べたい ⇒ ミニかつ丼付きざるそば定食、 ④パイナップルとリンゴをペンで刺して合体させる(PPAP) ・・・などなど。

いわんとしていることは分かるけど、「アウフヘーベン」 の例ってそういうこと??? (各局とも何か違うような・苦笑)

ネットで検索してみると、、、花は美しいが 花は枯れる(美しくなくなる) ⇒ 枯れても実を残す(次の世代に美しさを伝える) ・・・こんな例も出てきました。 人に説明できるまで腹に落ちてはいないのですが、、、何となく、「カレーパン」 のような単純な話ではなく、「枯れても次の世代に美しさを伝える」 というような高次の概念なんだろうな ・・・と思いました。

ちなみに、私の仕事の中では、、、固定費負担が重く 店を維持できない(赤字)、でも、店は続けたい ⇒ (ネット販売の仕組みを構築して) 実店舗は閉店し、インターネット店に顧客を誘導して経営を建て直す(黒字を目指す) ・・・このような提案・支援をすることがありますが、これも 「アウフヘーベン」 というのでしょうかね???