2016年10月のブログに、私がよく利用するスーパーで、割引クーポンが発行される曜日が減り、利用条件が厳しくなり、一消費者書として魅力が薄いものとなった ・・・というようなことを書きました(⇒ https://consult-k.jp/colum/?p=8564 )

すると、クーポンが発行されていた曜日は大賑わいだったのが、見た目にも分かるくらいにその曜日の来客が少なくなり、2017年 1月末にはクーポン発行が廃止されるに至りました。

スーパーですから 近隣住民が日常的に利用することを考えると、クーポンが発行される曜日に集中していたのが別の曜日に移っただけ・・・それなら問題ないのですが、、、2ヶ月も経たない内に、当店限定という形でクーポン発行が再開されることになりました(笑)

つまり、このスーパーの顧客は、クーポンを目当てにわざわざ来店していた、あるいは、クーポンをもらう(利用する) ために利用額を増やしていたということなのでしょう(→ 私は後者でした)。 特に、次回使えるクーポンというのは、発行時と利用時の 2回の購買行動に影響を与えますので、元々賑わっていたことを考えると、廃止の影響が大きいことは想像に難くありません。

大よそ、経費削減のために無駄と思われる販促費を、本部指示で全店一斉に見直すことにしたのでしょうが、顧客の購買行動や地域特性は細かく考えていなかったのでしょう。 無駄を省くことは大切ですが、省く前に、果たしてそれが本当に無駄なことなのか考えないといけないですね^^;;