本日 ネットニュースで、居酒屋の 「塚田農場」 の記事を見ました。

それによると、『2月10日に発表した 2016年4~12月期(第3四半期)決算は 売上高194億円(前年同期比22.3%増)、営業利益は2.6億円(同58.0%減)。 第2四半期の決算説明会で、同社の米山久社長は 「成功体験にしがみつきすぎた。 塚田農場のブームは去った感がある」 と反省の弁を述べた。』 とのこと。 (東洋経済オンラインより)

私は、随分前に行ったきりでしたので、そうなの!? と驚いてしまいました。

参考までに、2013年5月28日の視察レポートです。
⇒ https://consult-k.jp/colum/?p=3223

この頃は、テレビもビジネス誌も 「塚田農場」 をかなり持ち上げていたはずですが、、、記事によると、既存店売上が 2014年5月から連続で前年を下回っているとのことなので、私が行った時から 1年程度で転落が始まっていたのですね・・・。

当時から感じていたのは、若いアルバイトに裁量を委ねることで 「人」 の力を引き出し、差別化を図っていったビジネスモデルですので、、、短期間で出店を続ければ 「人」 の育成・成長は追いつかず、質は低下してしかるべし。 また、若いということは、得てして 攻めに強いが守りに弱い、、、一度つまずくと立て直せずにここまで来たというところでしょうか・・・。

企業支援をしていてもそうですが、成長期の企業は勢いを重視するため、突然ポキっと折れてしまうことがあります。 いつも、勢いだけでは続かないことを説きますが、中々理解してもらえないところなんですよね。 身をもって知るしかないのでしょうかねぇ、、、記事を読んで そんなことを考えてしまったのでした。