衣料品やアクセサリーなど、アパレル関連の業種で起業される方は多いですが、、、上手くいかない事業者が多いのが実情です。 ・・・というのは、アパレル関連の業種に特有のことがあるのですが、あまりに常識的なことだからなのか 自信があるからなのか、重要視されていないのですよね・・・。

それは、季節、あるいは、季節毎のトレンド、、、観念めいた言い方をすれば 「変わる」 ということ。

多くの場合、得意分野は (ざっくり言うと)春夏か秋冬に分かれます。 ですから、秋冬が得意な人は、せっかく仕事が得られても 春夏には仕事がなくなります。 また、今年の秋冬は上手くいったとしても、来年のトレンドに合わないと 来年の秋冬は上手くいかないことになります。 ・・・アパレル関連の業種は、実は、毎日コツコツ積み上げていくことが難しく、季節やその年によって浮き沈みのある業種だったりするのです。

こうしたことを正しく認識できていれば、業種特性として 創業時の資金繰りは厚くしておかなければならないのですが、、、私のところに相談に来られる方の多くは、資金繰りに窮することが最初から分かっているような状態で創業していたりします。

ただ、実は公的な支援機関が主催する創業塾に参加して、専門家の指導のもと ビジネスプランを作成している方や金融機関に相談している方も多いのですが、、、アパレル関連の専門家でないと 通常の資金繰りでOKとしてしまうことが多いため、1-2年後に困った状態になるというのがお決まりのパターンだったりもするのです。

また、基本的には 1年目で十分な成果は得られませんし、特に製造・卸売の場合は 原材料等の支払と入金にタイムラグが生じます。 そうしたことを踏まえると、創業当時に必要な資金繰りは、、、具体的な数字を出すと引かれますので伏せておきます(苦笑) 気になる方はお問い合わせください^^

(次回につづく)