本日、「無印良品」 で販売していた乳幼児向けのパジャマから 基準値を超えるホルムアルデヒドが検出され、自主回収することが発表されました。

「あーあ」 と思うのと同時に、裏を知ればこそのちょっとした疑念も・・・。

元生産管理の立場から言うと、タイトなスケジュールの時に、おそらく大丈夫だろうとふんで店頭に出したものの、その 1-2日後に検査不合格が分かって慌てて回収することもあったりしますが、、、2016年10月26日から販売していたとのことなので、ホルマリン検査をしていれば とっくに結果は知っているはず。

仮に、生産管理がベビー経験のない素人さんで 検査することを知らなかったとしても、これだけの規模の会社なので品管部門のチェックがあるだろうし、納入するメーカーや商社も検査が必須なことを知らないなんてあり得ませんよねー。 それで、今になって回収というのは、、、差し障りもあるので明言は避けますが、答えはきっとそういうことなのでしょうね・・・(苦笑)

この春夏、オーガニックコットンのジーンズが話題になるなど、良いイメージが出てきただけに、これはちょっと知りたくなかったかなぁ・・・。 理由はともあれ、こうした信頼に傷がつくようなことをすると、一気に顧客離れを引き起こす可能性がありますので、反面教師として学んでおきたいですね。

ちなみに、ホルムアルデヒドは毒性があるため、残留濃度や体質によっては肌がかゆくなったり かぶれたりすることがあります。 ただ、そんなに恐がらなくても 水洗いで落ちますので、基本的には一度洗濯すれば大丈夫です。 その他、色々言えないこともありますので、、、肌の弱い部分に直接触れる 下着・肌着・Tシャツ類・タオル類は、一度洗濯してから使いましょうね^^