明治安田生命保険が 昨日発表した 「いい夫婦の日」 に関するアンケート調査が話題になっていました。 ・・・それによると、結婚している人のへそくりは平均 116万 6,002円だったとのこと。

とりあえず、この結果は 1つの事実なので良いとして、これをそのまま信頼して良いのかどうか、、、ちょっと考えてみたいと思います。

例えば、「へそくりいくらありますか?」 という質問に対して、記名式や対面式で答えるとしたら、、、そんな大切な個人情報を正直に明かすのは怖いので、敢えて低い金額を言うかもしれません。 あるいは、見栄を張って高い金額を言うかもしれません。 ・・・その時の状況次第で、金額は変わりますね。

また、へそくり=自宅にこっそり隠しているお金と考える人もいれば、預貯金も含めてと考える人もいます。 あるいは、個人で行うものと考える人もいれば、家庭(夫婦) で行うものと考える人もいます。 ・・・言葉の定義が変われば、金額も変わりますね。

例えば、へそくりは、「懐の奥深くしまっておくべき隠し金」 という意味もあるそうで、その定義で考えれば、私の場合 5万円くらいでしょうか、、、こういう回答が混じっていると、平均値は変わってきそうです(笑)

このように、アンケートは、聴き方によって結果が大きく変わってくるものなのですよね。 ですから、巷に出回っているアンケート結果を活用するときは、「どのように聴いたのか?」 というところにも目を向けて、客観的に判断していただきたいと思います。

持続化補助金でも、「そのアンケート結果を根拠に こうしたニーズがあるとして大丈夫?」 と感じることがありますので、、、活用の際には十分吟味していただきたいと思っています。