支援をしているとき、頭の中では、支援先のために今 何が必要なのか目まぐるしく考えながら、基本的には 100%向き合っています。 しかしながら、「基本的に」 と書いたのは、例外があるからです。 それは、そもそも相談をしようと思っていない人、助言を受け入れようとは思っていない人、何とかしたいと本気で思っていない人と対峙した場合です。

そうした人は、何を言っても 「でも・・・」 が返ってきます。

おそらく、今の状態を、自分がやってきたことを褒めて欲しい、肯定して欲しいのでしょうが、、、そういう人に限って お世辞にも褒められない状態だったりします。 切羽詰まって立ち行かなくなる 極々近い将来が予見されるから、それでも言葉を選びながら伝えているのですが、2時間もそうしたやり取りをしていると こちらも 「もういいかな?」 と思ってしまいます。

おそらく、私に会う前にも、周囲から同じようなことを言われてきたはずです。 それなのに、聞く耳を持たなかったから 今の状態になっているはずなのです。 大よそ他人事だし、わざわざ嫌われることは言いたくないし、、、それでも敢えて発した言葉には、それ相応の思いが詰まっているものです。 周囲から そうした言葉を掛けてもらえているうちに、気付いていただけることを願っています。