昨日、新発田市商工会議所 (新潟県新発田市) にて、「経営分析セミナー」 を行いました。 市内の事業者さんや商工会議所の職員さんなど、多くの方に参加していただきました。

このセミナーは 6時間に渡る長時間の、しかも、難しそうなテーマのセミナー、、、こうしたセミナーに敢えて参加されるだけあって、皆さん最後まで とても熱心に取り組んでいました。 私としても 6時間のセミナーは大変だったりもするのですが、一緒に頑張った甲斐がありました♪ 参加された皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m

さて、皆さまは、経営改善に取り組む際に、どのようにされるでしょうか?

割と多く目にするのは、いきなり解決策を検討する(やってみる) 人です。 例えば、「ホームページくらい持たないと」  と言われたので作ってもらった、「新規客をもっと取り込まないと」 と考えて地域情報誌に広告を載せた・・・等々。 そうした方の多くは、残念なことに あまり効果がなかったり、あっても一過性のもので終わったり、多くは持続的な成果にはつながっていないように思っています。

そもそも、自社の主要なお客様(ターゲット) は、ホームページをチェックするような人たちですか? ホームページがないことで来店が少ないという因果関係が成り立っていますか? 競合と比べて魅力的な(最低でも同程度の) ホームページになっていますか?

「ないよりはあった方が良い」 という方も多くいますが、ホームページの出来栄えによっては 「マイナスのイメージが訴求される」 ということを考えていますか? ・・・例えば、手作り感が強く 洗練されたイメージがないブティックのホームページを見ると、お店に行っても野暮ったい商品ばかりなんだろうなと勝手に想像され、敬遠されてしまいます。

・・・などなど、「事前に考えておかなければならないことが 考えらていない」 ということが成果につながらない一因となっているように感じています。

(つづく)