先週末、日銀が マイナス金利の実施を発表、、、驚きました。 低金利 ⇒ ゼロ金利でもう先がない状態、これからどうするのかとは思っていましたが、、、なるほど、その先(マイナス) もあるのですね(苦笑)

単純に考えれば、資金を預けておくと逆に利息を取られるというなら、出来得る限り市場に放出、、、滞留している資金がより活発に使われることにはなるのでしょう。 しかしながら、現在でも十分低金利なのだから、そこまで需要があるのか?

結局のところ、業績や財務体質の良好な企業に 「借りてください」 とお願いするだけで、本当に資金が必要な困っている企業にはあまり回らない、、、つまりは何も好転しないか、富める者がますます富む(低金利で資金を得る) だけかな??

さて、毎日新聞の記事で、英国放送協会(BBC) のコメントとして、「企業が必要としているのはお金ではなく投資機会であり、必要なのは金融政策でなく構造改革だ」 との専門家の指摘を紹介していました。 資金はあっても、将来見通しが立たなければ設備投資には二の足を踏みますし、正にその通りですね。

マイナス金利の実施が、驚きと同じだけプラスの効果につながると良いのですが、、、いずれにしても、中小事業者にとっては 大きな影響はないのかなと思っています(苦笑)