本日、「日本型軽減税率制度」 の全容が報道されましたが、、、国が考えることは、これほど現実とギャップがあるのかと、呆れるのを通り越して笑ってしまいました。

ネットを見れば苦情の書き込みが溢れているので、ここでは割愛しますが、、、仕事上気になるのは小売店での対応について。 どのような形になっても、おそらく軽減税率は導入されるのでしょうから、飲食料品を扱う小売店や飲食店は、品目毎に税率を分けて表示するなどが必要となるでしょう。

仮に今回の財務省の提案の形であれば、カードの読み取り機だけでなく、使用環境によっては回線工事も必要となり、相応の資金負担が必要となるでしょう。 来客の多い店では、カードの読み込みという一手間が増えるため、お客様をさばき切れない分 売上にも影響が出てくることでしょう。

購入時はカードを通して(還付を受ける) おきながら 返品時にカードを通さないという還付詐欺を防ぐため、レシート等の発行が義務付けられるかもしれません。 還付やデータの見方など、店に関係のない問い合わせもあるでしょうから、手を止められて効率が悪くなることも考えられます。 お客様も慣れていないでしょうから、カードを受け取らずに帰ってしまうなど 大きなトラブルに発展することも懸念されます・・・。

この制度を考えた人(賛成した人) は、毎日買い物もしないし 売ったこともない人なのでしょうかね?(笑) ・・・もう少し庶民の常識に合わせて 制度を考え直していただきたいものです。

とりあえず、今の政権下では 上意下達で物事が決まってしまうため、グダグダ言っても時間のムダ、、、今のうちにやっておくべきことは、少しでも多くの資金を蓄えておくことです。 少しでも多くの資金を蓄えて、増税時に必要となる機器購入や仕入資金の増加など、資金繰りの悪化を防ぐために備えておきましょう!