働き過ぎといわれる日本人。 多くの企業で業績が悪化しているのだから、残業するほど仕事があるのかな???

いやいや、経費削減のため、必要以上に人を減らしたり 外注に出していたのを内製化したり、単価が下がったため数をこなさないといけなかったり、業績が悪化しても仕事が溢れているという不思議なことも起こっています。

ここで、残業をさせないとなると 当然仕事はこなせなくなるし、新しく人を雇ったり 外注化を進めたりすると、価格競争力が低下して経営が維持できなくなる・・・。

これは、抜本的に 少人数でも残業しなくて良いような仕事の仕方に変えない限り、残業はなくなりませんよね。 しかしながら、中小企業(特に、小規模事業者) では、そのような抜本的な改善に取り組めるのかは、、、

「残業は悪か?」 と問われれば、一般論としては 「悪」 と言いましょう。 しかしながら、「全ての企業にとって悪か?」 といえば、難しい問いですね。 一般論を笠に経営者を追い詰めると、会社が成り立たなくなって 残業どころか定時の仕事もなくなる可能性がありますので、、、ご留意を。