支援者として気を付けておかなければいけないこと・・・それは、支援を必要とされているかどうかということ。

基礎2 の研修も 中小企業診断士の資格もそうですが、支援のための知識やノウハウを学ぶと、そうしたものに心酔してしまい、得てして 支援を必要としていない事業者さんにまで余計なお節介をしがちになります。 (私自身の若かりし頃の経験も踏まえて・・・汗)

こちらとしては、それをやれば絶対仕事が楽になる、きっと売り上げも上がる、お客様も喜んでくれる・・・そうした善意の気持ちで一杯で様々な提案や問いかけをするのですが、、、でも、それって果たして本当に求められているのでしょうか???

そうした状況を 仙台校のある受講者は、「土足で人の家にあがるようなものですね」 と言っていました。 ・・・正にその通り!(さすが理解力の高い○○さん♪)

これまでは、いくら気持ちがあってもノウハウがなかったため、外から声を掛ける、せいぜい玄関に入るくらいで止まっていたと思いますが、、、知識やノウハウを得て 自信を持った受講者の中には、土足であがりこんでしまう者もでてくるかもしれないですね。

玄関くらいまでは優しく応対してくれた事業者さんも、土足で部屋まで入ってきたとなれば応対の仕方もガラっと変わることでしょう・・・。

ですから、知識やノウハウという大きな武器を手にした者は、その武器をここで本当に使ってもよいのか事業者さんの立場にたって考えてみる・じっくり話し合ってみる・・・ということが 支援の始めの一歩になるのです。

基礎2 研修修了を目前に控え、これから支援者としてさらなる活躍をされる受講者の皆さまへ、こっそりメッセージでした♪