今でしょとは言いませんが(笑)、、、経営支援をしていて、「遅過ぎる相談」 ということが珍しくありません。 相談が遅かったばかりに、改善のために多大な労力を要することもあれば、今からでは打つ手がないということもあります。

例えば、準備不足のまま新店舗をオープンさせたばかりに、お客様から不評を買ってしまった会社。 もしも開店前に相談してもらえたら、さらにいえば、新店舗の計画を立てる時に相談してもらえたら、、、悪評を覆して新店舗を軌道に乗せるには、多大な労力(新店舗開店以上の労力) を要することになります。

例えば、新商品を開発し 販路開拓に取り組んだ(成功した) が、品質が安定しないことで 発注のキャンセルや違約金の請求を受けた会社。 もしも販路開拓に取り組む前に、さらにいえば、新商品開発を行っている時に相談してもらえたら、、、業界に広まった悪評を覆すことは相応の時間と労力を要しますし、違約金請求の対応など非常に厄介な問題も解決しなくてはなりません。

例えば、資金繰りが厳しく 来月の支払いも困っている会社。 資金繰りの悪化は、多くの場合 売上減少が原因ですが、売上を回復させようと思えば、新しい商品や魅力的な商品を揃えるための 仕入資金や開発資金が必要になります。 そうした商品をお客様に伝えるための広告宣伝費や出張経費が必要になります。 来月の支払いも困っている状態では 新規借入も微妙ですから、、、正直八方塞がりの状態です。

もう少し早く相談してもらえたら、、、支援依頼の時点で悔やまれるケースがあります。

それでは、いつ相談すればいいのか? ・・・悪い状況になりそうな予感がある時(経営者としての感で大丈夫です)、改善を試みても上手くいかなかった時、新しいことを始めようと思った時 ・・・ こうした時が相談するベストタイミングかなと思っています。

多くの場合、1-2回の相談で今後の見通しが立てられますので、お気軽に 最寄りの商工会・商工会議所 や 私のような専門家(中小企業診断士) に相談してみてください。

 

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