今日は、今年最後の支援・・・私にとっての仕事納めの日でした。

「ほー、これは面白い♪♪」

最初にこの企業様の商品を見たときの感想でした。 一方で、中々面白いアイデアの詰まった商品なのですが、どうやって世に出していこうか??・・・少し悩みました。 企業様もそれを悩んでのご依頼なのです。

ただ、あるようでない、ないようであるといった漠としたモノ(商品というのかニーズというのか・・・)であり、それゆえに大手がドッと参入することはない、しかも、見た目には分からない凄い 「技術」 も詰まっているため、そうそう真似されることもない・・・つまり、上手くいけば(というか、そうしたいのですが^^)、小規模な市場を独占できる可能性があるのです。

中小企業の事業展開として気を付けなければならないことは、大手が参入しないということです。 一般的に、素晴らしい商品を開発しても、大手が参入すればあっという間に席巻されてしまいます。 それを防ぐために、特許などの参入障壁が挙げられますが、別の視点で考えれば、大手にとっては小さな市場であまり魅力がない・・・つまり、大手の参入メリットが小さな市場を選ぶという戦略が考えられます。 大手にとっては魅力がなくても、中小企業にとってはとても魅力的な市場です。

ですから、今回の事業は、まずは小規模にセグメントしたある市場から始め、地域や別のニーズに応じて新たなセグメント(市場)に横展開することで、一つひとつ市場を席巻していく・・・そんなプランを練っています。 実際に動き出してから、商品などのご紹介もしたいと思います♪

このような成熟した社会でも、まだまだ市場は作り出せる! 中小企業でも市場を席巻できる!・・・そうした可能性を秘めた企業様の支援でした。